- 中古
- 書籍
- 文庫
饒舌について 岩波文庫
定価 ¥792
715円 定価より77円(9%)おトク
獲得ポイント6P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1999/01/21 |
JAN | 9784003366417 |
- 書籍
- 文庫
饒舌について
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
饒舌について
¥715
在庫なし
商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
『英雄伝』で有名なプ…
『英雄伝』で有名なプルタルコスの故事逸話集です。饒舌の弊害を説くのですが、平易でかつ含蓄のある言葉で書かれていて読みやすいでし、勉強になります。
文庫OFF
2千年ほど前に書かれたエッセイ集.古さは全く感じない.普遍的な「人間そのもの」に関する諸問題を,鋭い観察眼で考察しているからだろう. 例えば表題の一編「饒舌について」では,余計なおしゃべり癖がいかに不利益をもたらすか…秘密を漏らして時には国を滅ぼしてしまったり,あるいは,自...
2千年ほど前に書かれたエッセイ集.古さは全く感じない.普遍的な「人間そのもの」に関する諸問題を,鋭い観察眼で考察しているからだろう. 例えば表題の一編「饒舌について」では,余計なおしゃべり癖がいかに不利益をもたらすか…秘密を漏らして時には国を滅ぼしてしまったり,あるいは,自分の身を破滅に導く…を例証しながら,自制心の鍛錬を勧める.そういった内容がわりとユーモラスに,さらっと述べられているので面白い. 話の中に登場するのが,当時すでに歴史上の人物となっていたプラトンやアリストテレス,マケドニア王国のフィリッポス2世やアレクサンドロスだったりするので,さらに2千年後の今からすると,はるか古代を知り想像させてくれる読み物としても興味深い.
Posted by