1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

三島由紀夫集 雛の宿 文豪怪談傑作選 ちくま文庫

三島由紀夫【著】, 東雅夫【編】

追加する に追加する

定価 ¥968

¥935 定価より33円(3%)おトク

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2007/09/10
JAN 9784480423641

三島由紀夫集 雛の宿

¥935

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夏なので幻想怪奇系の積読を消化するぞのコーナーです。 3冊目です。この夏読みたい幻想怪奇系の積読を6冊ほど出してて、次読むのはあみだくじで選んでます。 で、①室生犀星(大正)②夏目漱石(明治)と読んできて、これ読んだら、うわぁーー昭和ーーー!!!!!てなった。なんか急に現代になった。戦後ってすごい。大正の頃はまだ怪奇と科学技術が混ざってるとこあって、へんなできごとも自然に起こってる感じがあったけど、これはほんとにお化け屋敷行くとか、へんな宗教が降霊術やっとるとか、そういう舞台が出てくる。 政治的な思想が見えてくる話はあまり好きではなかったけど… 「博覧会」や「孔雀」が特に面白かった。「博覧会」はメタ小説的な感じなんかな。ボツにしたけどどうしても貞三を使いたかったのか、それともこの話のために作ったキャラクターなのか…(わたしは後者だったらいいなと思う) それで、政治的な話はあまり好きではなかったけど、横尾忠則論が面白すぎてひぃひぃなり、「小説とは何か」でほしよんこにすることになりました。めちゃくちゃ面白かった。 いや後半の文学論で取り上げられとる人らすごいよ。みんなよかったけど特に上田秋成、内田百閒、稲垣足穂、横尾忠則!!!横尾忠則ってバリバリ現役の人やけど、わたしは天井桟敷とか状況劇場のポスターのイメージがあるからやっぱり昭和ーー!となった。片脳油のパッケージ検索しちゃったよ。 「小説とは何か」も面白かった。納得できることもあったし、できんとこもあったけどぜんぶ面白かった。稲垣足穂の読みたくなった。小説って他人の人生を追体験するものよね。ほんで自分の中の見てなかったものをえぐってくれるのがいい小説…

Posted by ブクログ

2020/11/25

没後50年、昭和初期を引きずったところもあるが、現在に通じるところも多々ある。三島の感性は、現在の方がマッチしている様な気もする。

Posted by ブクログ

2020/06/23

想像してたより読みやすく面白かった。 好きなのは、 『雛の宿』 『切符』 『仲間』 『月澹荘綺譚』。 後半に収録されてる文学論では、内田百間、柳田国男、稲垣足穂についてなど頷けるところも多く読みごたえがあった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品