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ノヴム・オルガヌム(新機関) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1995/12/01 |
JAN | 9784003361726 |
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ノヴム・オルガヌム(新機関)
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ノヴム・オルガヌム(新機関)
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
図書館で借りた。 ベーコンの記した本だ。1620年にイギリスで発表された。ベーコンは哲学者であり、元々は『大刷新』と呼ばれる6部作のうちの第2巻として作られたらしい。イギリスだが、「大刷新」の原題はラテン語で『Instauratio Magna』英語にすれば「Great Rene...
図書館で借りた。 ベーコンの記した本だ。1620年にイギリスで発表された。ベーコンは哲学者であり、元々は『大刷新』と呼ばれる6部作のうちの第2巻として作られたらしい。イギリスだが、「大刷新」の原題はラテン語で『Instauratio Magna』英語にすれば「Great Renewal」だ。このタイトル『ノヴム・オルガヌム』もラテン語であり、英語にすれば「New Organon」「新しいオルガノン」だ。 内容は格言がつまった構成の模様。正直…ほとんど理解できなかった。通勤で読むには難しかったかな。深入りせずに返却。
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武田の武器としての哲学の推薦本である。新機関についてどこが一番説明されているかがよくわからない。序言ではいちおう言及しているが、本書の大部分がアフォリズム第1巻である。
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- ネタバレ
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アフォリズムの90節くらいから本題。後は批判や言い訳など。 イドラについては、今で言うバイアスとかヒューリスティクスと、それを取り除く科学と一致する。 膨大なデータを紙に記録して、発見表を作るという発想はデータベースや統計に近いと感じる。 演繹法そのものがダメなのではなく、誤った使い方をするからダメになりがちだということか。数学は問題無いらしい。 以上私見 以下要点 「自然の解明」つまり科学がテーマ。自然科学だけでなく、人文科学などにも使えうると言う。 演繹法(少ない情報から最初に仮説を立てて個々の事象の理由付けをする「精神の予断」)ではなく、帰納法(予断を排した個々の事象の観察、経験から真実に向かって梯子のように積み重ねる)という新しい道具(ノヴム・オルガヌム)を使う道こそが正しい。 経験については、アフォリズムがそうであるように断片的でも良いし、新規性が無くても、くだらないことでも良い。むしろ成果を求めると道を見誤る。 真実を確認するための実験においては、従来の哲学者とは違い、できるだけ反例が出るように実験を設定するべきである。
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