ここまで「気がきく人」 文句なしに凄い！その「目」はどこについている、何を見ている！

山形琢也【著】

• 販売会社／発売会社: 三笠書房/
• 発売年月日: 2007/09/07
• JAN: 9784837922384

商品レビュー

2023/04/13

著者が実生活で遭遇した「気が利く人（利かない人も）」のエピソードが紹介されていて、その人たちの気遣いのポイントを分析している本です。相手を惹きつけるエピソードは読んでいて興味深く引き込まれました。

こういう気配り系の本の内容は、一般化されていたり、ノウハウまとめみたいな本も読んできましたが、実在の人のエピソード話がいちばん面白いし納得感があるなと思いました。

2015/09/20

自分に付加価値をつけようと考えているが、何が最適なのか模索している今。
文句なしにすごい気配りの数々。
間違いなく、いつも人のことを見て考えていいる。
ひとつずつ、私もできるようにする。

2013/02/24

本書で紹介されている「気がきく人」は本当にスゴイなぁ、と見たこともない人を尊敬してしまいます。

「気のきいた仕事」とは、注文にきちんと応え、その上で何かプラスアルファを加えた仕事。そしてその「気のきいた仕事」が出来る人というのは、原因を自分に求め、謙虚に反省する人たちのこと。プラスアルファを加えるのも、謙虚に反省するのにも必要なのは観察眼。その観察眼だけは休ませてはいけないと述べられています。

当たり前のことを当たり前に、原点を忘れずに、問題意識を持って考えることが気がきく人の第一歩。やはり時々、自分を客観的に見てチェックすることが必要になってきます。

気のきく人とは、一緒にいて心地よい人。自分と一緒にいることで心地よく感じてくれたり、一緒に仕事してよかったと思ってもらえれば嬉しいですよね。そして気がきく人がリーダーだと職場環境が良くなります。環境が人を育てるともいわれる今日、気配りの出来る人の存在は想像以上に大きいのかもしれません。