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果ての花火 銀座開花おもかげ草紙
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2007/08/31 |
JAN | 9784104742028 |
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果ての花火
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
維新直後の青年群像,と思えば面白く読めるが,「不倶戴天の敵」というのがどうも取ってつけた感がしてしょうがない(前作からだけど)。宗八郎のような者にとってこの時代は,こんな仮想敵(と言ったら言い過ぎだろうけど)を持ち出さなければならないくらい,生きがい(死にがい)を見つけにくかった...
維新直後の青年群像,と思えば面白く読めるが,「不倶戴天の敵」というのがどうも取ってつけた感がしてしょうがない(前作からだけど)。宗八郎のような者にとってこの時代は,こんな仮想敵(と言ったら言い過ぎだろうけど)を持ち出さなければならないくらい,生きがい(死にがい)を見つけにくかったんだろうとは思う。 第1話で,いつも憎らしいくらい冷静沈着で,開明的な実業家の「若様」が,相手の厚顔無恥に苛立ってつい「此奴(こやつ),昔なら手討ちにしてくれるところだ…」とつぶやいてしまうところが,私的にはツボにはまりました。 ぼおっとしたダルマ顔,市来巡査のファンです。
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時代背景がとても魅力的で、その後が気になっているこのシリーズ。 今作は、全編を通して宗八郎の虚しさ・憤りが漂う六編でした。そして比呂の存在が頼もしくもあり、儚くも感じました。 まだまだ政治も経済も落ち着かず、若様や原、市来巡査たちの語る世情を横で達観している宗八郎は、...
時代背景がとても魅力的で、その後が気になっているこのシリーズ。 今作は、全編を通して宗八郎の虚しさ・憤りが漂う六編でした。そして比呂の存在が頼もしくもあり、儚くも感じました。 まだまだ政治も経済も落ち着かず、若様や原、市来巡査たちの語る世情を横で達観している宗八郎は、前作に比べるとだいぶ大人びてきたし、砕けてきたようにも思えたけど、本作ではあまり魅力を感じなくて、少しがっかりでした。 宿敵の存在を強烈に印象付ける内容でしたが、次作では西南戦争を背景に、この問題が佳境に入るのか、比呂や綾のことはどうなるのかとやはり気になる。 でも、次作が完結だと思うと、そうそうに読んでしまうのも淋しいような気もするのよね。。。。
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銀座開花おもかげ草紙、とゆーことだったので文明開化あたりの明るめの事件ものと思っていたので少々あてが外れていまいちのりきれなかった。がんばって最後まで読んだけど、ちょっと流し読みぎみだった。ごめんなさい。なんてゆーか、暗い。私は大体主人公は無条件で好きになるんだけど、宋八朗も若様...
銀座開花おもかげ草紙、とゆーことだったので文明開化あたりの明るめの事件ものと思っていたので少々あてが外れていまいちのりきれなかった。がんばって最後まで読んだけど、ちょっと流し読みぎみだった。ごめんなさい。なんてゆーか、暗い。私は大体主人公は無条件で好きになるんだけど、宋八朗も若様もどーも感情移入できにかった。比呂が一番すきだわ。時代の変わり目に翻弄され、成功するものもいれば堕ちてゆくものもいる。時代の変わり目、今もそうなのかなあ。流れに上手に乗れる人はいいけどそうじゃない人にはキツイよなあ。
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