美男の逆襲 アイノベルズ

剛しいら(著者), ライトグラフ2(著者)

• 販売会社／発売会社: 雄飛/雄飛
• 発売年月日: 2005/09/17
• JAN: 9784902543322

商品レビュー

2007/04/10

（ライトグラフ?）ハリウッドスターＸ特殊メイクアーティスト。「あれ、作者松岡なつきさんだっけ？」と、読んでる途中で表紙を見て「剛しいらさんだよね。」と確認しちゃいました。薀蓄語りが無いのと、攻め様がヘタレ気味なのが違いますけどね。手に職を付けたしっかり者の受け君が年上の攻め様を旨く手懐けていくところが見ものです。

2005/10/14

タイトルの不思議な感じと挿絵の作家さんが好きなので読んでみました。この方の本はいつもすんなり読めて好きなのですが、今回はとりわけ受けキャラの子が面白かったです。攻めに言い寄られエッチを迫られても「あーもうめんどくせえな。とっとと済ませてくれる?」という投げやりなキャラ。恋愛やセックスに興味がなく、性格も感情的ではなく理論と理性の人。対する攻めキャラはハリウッドの大スター、美貌、才能、お金持ちで、その上自分の感情のままに生きる人。理性派対感情派なので二人の会話はとにかく噛み合ってなくてまるでラブコメ。特殊メイクアーティストの受けが、攻めの依頼で攻めをまったくの別人にさせたり、その逆で受けが変身させられたりと、変装した彼らの場面も面白かったです。受けにメロメロな、子供っぽい攻めを、大人の態度で慰めたりあやしたりする受け、という彼らの関係性も面白かったです。

2005/10/02

今回のこの作品、ハリウッドスター×特殊メイキャップアーチストのカップル。
お互い、最初は気にもかけないんだけど、受けちゃんから素っ気なくされると
かえって気を引きたくなっちゃった攻めさま。

個人的な仕事を引き受けさせようと、決まっていた仕事をキャンセルさせて
自分の家に連れ込んじゃいます。
で、強引にカラダを…。
受けちゃんも、空手も習ってたのに拒否しないのよね〜。
でも、日本語（攻めさまは理解できない）でののしっているセリフは面白かったです。

お互い、受けちゃんのメイクで別人になっていろいろと騒動を起こします。
恋愛すら売名行為に利用されたり、有名なだけに出来ないことがたくさんあったりと
疲れることがたくさんあった攻めさま。
また、人より少々キレイな容姿のせいで、いやな目に遭ってきた受けちゃん。
いろんな騒動を通して、攻めさまの心の中を知っていくにつれて
２人はお互いを必要としていきます。
そんな心の動きが、好きかな〜？

ひょんな事で、攻めさまの両親に２人の中がばれちゃうんですが
本当にわが子を愛している母は、あっさり認めます。
いいなあ、こんなおかあさん。

ラストは、仕事に戻った受けちゃんを攻めさまがスタジオへ迎えに行くんですが
その格好が…。まるで『アキバ系』　ヲタクも真っ青で。(￣m￣*)
変装の仕方を、受けちゃんから習ったんです。
そのイラスト、ツボにはまりました。

ちょっと疑問。
このイラストを描いてらっしゃる方、名前が違うんですが。どうして？？？