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虎の城(上) 乱世疾風編 祥伝社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2007/09/05 |
JAN | 9784396333782 |
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商品レビュー
3.7
23件のお客様レビュー
藤堂高虎のはなし。 秀吉の弟、秀長の家臣になった高虎だが、秀長が裏方ばかりの働きをすることに不満を感じ、なぜもっと目立とうとしないかきいたとき、秀長が言った。 人には分というものがある。 裏があるから表がある。影があるから光がある。わしが背後におらねば、誰が兄者を支える。人には...
藤堂高虎のはなし。 秀吉の弟、秀長の家臣になった高虎だが、秀長が裏方ばかりの働きをすることに不満を感じ、なぜもっと目立とうとしないかきいたとき、秀長が言った。 人には分というものがある。 裏があるから表がある。影があるから光がある。わしが背後におらねば、誰が兄者を支える。人にはそれぞれ、おのれの働き場がある。
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藤堂高虎。主君を7度変えた武将として評価が低かったときもあるらしいが、この見方を180度変える本。 身分の低い地侍の子として生まれた高虎は、主君に恵まれず、転々と戦国の世を渡り歩く。あんな男のために俺は命を張っているのか? 小一郎秀長と出会い、自分を信頼してくれる秀長に対し忠節を...
藤堂高虎。主君を7度変えた武将として評価が低かったときもあるらしいが、この見方を180度変える本。 身分の低い地侍の子として生まれた高虎は、主君に恵まれず、転々と戦国の世を渡り歩く。あんな男のために俺は命を張っているのか? 小一郎秀長と出会い、自分を信頼してくれる秀長に対し忠節を尽くし、築城の名手として、秀長を支えていく。 一途で誠実な高虎が、何故、主君を変え、秀長に仕えていったのか、よくわかります。 しかし、秀長が亡くなり、秀頼を自分の後継に押す豊臣秀吉の老害が始まり、石田三成との対立が深まっていく。ついには、跡取りの秀保も亡くなることになる。 石田三成のいやらしさが、すごくわかります。こんな奴、うちの会社にもおるわ。
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歴史は大嫌いなのだが、実家の父親に貸されてしまったので読んでみた。 何という読み易さ!歴史嫌いの私でもついていくことが出来る。 乱世疾風編との表記があるが、その名の通り疾風のように 物語も進んでいく。 次から次へと手に汗握る展開で、この本の厚みにも関わらず 全く飽きることが無...
歴史は大嫌いなのだが、実家の父親に貸されてしまったので読んでみた。 何という読み易さ!歴史嫌いの私でもついていくことが出来る。 乱世疾風編との表記があるが、その名の通り疾風のように 物語も進んでいく。 次から次へと手に汗握る展開で、この本の厚みにも関わらず 全く飽きることが無い。 下巻にも期待大!! 本当に面白い!
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