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狂言えほん しどうほうがく 講談社の創作絵本
定価 ¥1,650
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2007/08/24 |
JAN | 9784061323636 |
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狂言えほん しどうほうがく
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狂言えほん しどうほうがく
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
いばりんぼうのとのさまに ちょっと仕返しを考えた太郎冠者のおはなし。 とのさまが乗った馬の後ろでコホンコホンと咳をすると。 太郎冠者、殿様、馬から、周りの人々まで、表情が面白いくて、だんだんと殿様に同情してきちゃうんどけど、その顔がユーモラスで憎めず。 「止動方角」と書くらしい...
いばりんぼうのとのさまに ちょっと仕返しを考えた太郎冠者のおはなし。 とのさまが乗った馬の後ろでコホンコホンと咳をすると。 太郎冠者、殿様、馬から、周りの人々まで、表情が面白いくて、だんだんと殿様に同情してきちゃうんどけど、その顔がユーモラスで憎めず。 「止動方角」と書くらしい。
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あとがきのように、狂言は敷居が高いイメージだったが、なんておもしろい内容なんだろう。実際に観に行って見たいものだな。
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狂言を子どもにもわかりやすいことばづかいで、絵本仕立てにしたシリーズの1冊です。このシリーズは、ポプラ社ページによると、5冊出ているようですね。 いばりんぼうのとのさまが、お茶の会にいくことになります。見栄っ張りのとのさまは、きっとみんなは馬に乗って刀を差してくるのに、自分が馬...
狂言を子どもにもわかりやすいことばづかいで、絵本仕立てにしたシリーズの1冊です。このシリーズは、ポプラ社ページによると、5冊出ているようですね。 いばりんぼうのとのさまが、お茶の会にいくことになります。見栄っ張りのとのさまは、きっとみんなは馬に乗って刀を差してくるのに、自分が馬も刀も持っていないのはみっともない、と家来の太郎冠者(たろうかじゃ)を呼び出して、おじさんに借りてくるよう言いつけます。不承不承出かけた太郎冠者。おじさんが貸してくれたのは、ちょっと癖のある馬でした。後ろで咳をすると暴れだすというのです。馬を鎮めるには、「しずまりたまえ、しどうほうがく」と唱えること、とおじさんに教えてもらった太郎冠者。 さて、とのさまと太郎冠者は無事にお茶の会に行けるのでしょうか・・・? からりと明るく、あっはっはと大声で笑えそうな狂言らしいお話です。 「癖のある馬」が出てきた時点で予想がつくように、案の定、騒動になるのですが、最後にはいばりんぼうのとのさまが心を入れ替えることになります。 この絵本では、馬の「だってぼく、咳が聞こえたら暴れる馬だからー」的な表情が楽しく、子どもには受けそうです。 おまじないの「しずまりたまえ、しどうほうがく」の繰り返しが安定した楽しさを生みます。この「しどうほうがく」は「止動方角」と書き、元々の狂言では「寂蓮童子六万菩薩(じゃくれんどうじろくまんぼさつ)、しずまりたまえ止動方角」と言うそうです。いかつくて長い分、余計笑ってしまいそう。 先日、テレビで二人袴をやっていて、楽しく鑑賞しました。 狂言はお能とセットで上演されることが多いですが、いずれ、能と併せて舞台で鑑賞したいものです。
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