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アディクションアプローチ もうひとつの家 もうひとつの家族援助論
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 医学書院 |
発売年月日 | 1999/06/01 |
JAN | 9784260330022 |
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アディクションアプローチ もうひとつの家
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
非常に読みやすかった。心理士さんの専門書は難しいという先入観があったので余計に。依存症支援に携わっていておぼろげながら、またはじわじわと、または鮮明に感じとられていたものを、肌感覚そのままに書き起こして明文化したもののように感じられて、すいすい読めた。 ナラティブの重要性につい...
非常に読みやすかった。心理士さんの専門書は難しいという先入観があったので余計に。依存症支援に携わっていておぼろげながら、またはじわじわと、または鮮明に感じとられていたものを、肌感覚そのままに書き起こして明文化したもののように感じられて、すいすい読めた。 ナラティブの重要性については、アディクション臨床の側から見るとこういうストーリーになるんだ、とこれもまた一つのナラティブを見ることができて面白い。 それにも増して印象に残ったのは援助者と被援助者の等価性について。著書が看護師Nを通して、また終章ではそれも介さずに、自らを土台に語る言葉だからこそ、著者の現在の立脚点がここなのだろう、と実感を持って伝わってくる。その狭い地点、あくまで個人的な場所にしか、援助について確かな物語として語れるものはない気がする。それは著者の物語であって、私には別の物語がある。個々にそれを追究することは怖いことでもあるが、著者の「好奇心」に支えられた姿勢が私の背も押してくれる。 援助の考え方がすべて重なっているわけではないが、ああ、あそこにあんな人がいるんだな、がんばってるんだな、と励まされる経験になった。有名な先生に対して失礼な言い方かもしれないが、そう感じさせてくれる語りに満ちていた。
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再読の再読の再読。 なのに濃厚で、濃密で、読み終えるのに3日もかかってしまいました。 関係性から見ていくことの重要性の部分に、今回とても引きつけられました。 支援の支配性についての説明が、耳に痛く響きました。 支援者としての「わたし」はなぜここにいるのか。 なぜ支援を行って...
再読の再読の再読。 なのに濃厚で、濃密で、読み終えるのに3日もかかってしまいました。 関係性から見ていくことの重要性の部分に、今回とても引きつけられました。 支援の支配性についての説明が、耳に痛く響きました。 支援者としての「わたし」はなぜここにいるのか。 なぜ支援を行っているのか。 自分の「支配性」を意識すること。 その上で「対等」であれるよう取り組むこと。 この本を尊敬する方から紹介されて初めて読んだ時も「がつん」と頭を殴られたような衝撃を感じましたが、今回も、大きな衝撃を感じました。 きっと、次読む時も何らかの衝撃を受けるのでしょう。 その意味で、この本は私にとって貴重な一冊です。
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自分がなぜ援助者になったのか考えた。「立派な仕事ですね」「大変な仕事ですね」と言われることへの違和感がずっとあった。私は人助けなんて崇高なことをしたかったわけじゃない。ただ人の話を聞くのが面白いからこの仕事をしているのだと思う。大変なことはなくはないけど、それは職場の人間関係とか...
自分がなぜ援助者になったのか考えた。「立派な仕事ですね」「大変な仕事ですね」と言われることへの違和感がずっとあった。私は人助けなんて崇高なことをしたかったわけじゃない。ただ人の話を聞くのが面白いからこの仕事をしているのだと思う。大変なことはなくはないけど、それは職場の人間関係とかの話で、ケースで出会う人の話を聞いていて大変とか辛いとか思うことはない。「面白いという感覚がなければこんな仕事やってられない」という言葉を読んで、これからは「立派な仕事ですね」「大変な仕事ですね」という言葉に笑顔で答えられるかもしれないと思った。
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