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感情と看護 人とのかかわりを職業とすることの意味 シリーズ ケアをひらく
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 医学書院 |
発売年月日 | 2001/03/01 |
JAN | 9784260331173 |
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
段々と病院のお世話になりそうな年齢になってきて、医療関係の本に関心が向いてきた。そんな訳で「シリーズ ケアをひらく」の本を何冊か読んできて、本書もそんな一冊。 本書は、主として患者との関係になるが、他人の中に感謝の念や安心感など何らかの感情変化を起こさなければならない、対人...
段々と病院のお世話になりそうな年齢になってきて、医療関係の本に関心が向いてきた。そんな訳で「シリーズ ケアをひらく」の本を何冊か読んできて、本書もそんな一冊。 本書は、主として患者との関係になるが、他人の中に感謝の念や安心感など何らかの感情変化を起こさなければならない、対人関係が重要である看護師の仕事を感情労働と位置付け、看護師がどのような気持ちで、どのように悩み苦しみながら仕事をしているのか、現場の実例や心理学、看護学に関する論述に依拠しつつ明らかにするとともに、具体的な解決策を考えていく。 もちろん個人のレベルだけでどうなるというものではない問題も多々あるだろうが、問題があるということが多くの人に可視化されることによって、何らかの糸口となる可能性があると思う。 自分がお世話になるときに、どういった患者になるだろうか。病気次第で自分が今考えているようにならない可能性があるのが、病気の恐いところだ。
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非常に面白く一気に読んだ 普段うっすらと感じていたことが鮮やかに表現されていてスッキリした ジェンダーやファンタジー上の看護婦にも触れ、幅広く看護師について書かれていると思う この著者は一体結びにどんな言葉を持ってくるのだろうとワクワクしながら読み進めた キーツの負の能力「不確...
非常に面白く一気に読んだ 普段うっすらと感じていたことが鮮やかに表現されていてスッキリした ジェンダーやファンタジー上の看護婦にも触れ、幅広く看護師について書かれていると思う この著者は一体結びにどんな言葉を持ってくるのだろうとワクワクしながら読み進めた キーツの負の能力「不確かさ、不思議さ、疑いのなかにあって、早く事実や理由を掴もうとせず、そこに居続けられる能力」が希望に繋がっているという指摘が目から鱗でこの本と出会えて良かったと思った 読めそうな文献は読んでみたい
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看護の始まりから終わりまでを考察する為の研究の参考図書に読みました。 看護師って優しくあって当たり前、むしろ優しく無い看護師はよくないと思って罪悪感に浸りがちになる。 武井麻子先生はそこを感情労働なんだから、むしろそのあるべき論というより「優しくして疲れた」気持ちを否定すべきで...
看護の始まりから終わりまでを考察する為の研究の参考図書に読みました。 看護師って優しくあって当たり前、むしろ優しく無い看護師はよくないと思って罪悪感に浸りがちになる。 武井麻子先生はそこを感情労働なんだから、むしろそのあるべき論というより「優しくして疲れた」気持ちを否定すべきではないと書いていて、なるほどなとまず感じたのを憶えています。 最近は昔よりSNSが発達したり、武井先生の考え方が広まってきて「仕事で優しくする」気持ちが肯定されつつあり、また逆に仕事中にあるべき姿、理想像を演じやすくなったように思います。オンとオフというやつです。本当は演ずるのも看護師としてはどうなんだろうとはなるのですが、端くれとして、働きつづけるために私はこの選択をしています。ちょっと道からは逸れてしまっていると思います。 ただ、無駄に気を使わなくなったので、私の場合は他の部分に気が配れるようになりました。ケアに迷いがなくなる、それによってフィジカル面の観察やチームのエンパワーメントについて。自己についてなら、メンタルの観察であったり、休養の必要性を早く察知する。何より今はやりの「自己肯定感」が低くなることが、格段になくなりました。 あくまでケアをする人としての観点なので、チームでのやりとりであるとか、まあある程度のキャパシティの空き要領をつくると、また何かを入れて悩んでしまいがちではありますが、せっかくなら人の事に神経使うより、自分の為に使って人生楽しみたい、看護で働きながら、という自分には良い本に出会えたなと感じています。 当時、残業してまで対応していたマンモス級の患者さんのケアを見るに見かねた上司が貸してくれました。とても疲れていてしっかり読めなくて、退院されてから読んだのですが、その上司の気持ちもなんだか伝わってくるようで、表紙を見るたび情景が浮かび、感謝の気持ちが湧いてくるんですよね。そんな一冊です。
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