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「阿佐ヶ谷会」文学アルバム
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「阿佐ヶ谷会」文学アルバム

青柳いづみこ, 川本三郎【監修】

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「阿佐ヶ谷会」文学アルバム

定価 ¥4,180

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻戯書房/
発売年月日 2007/08/17
JAN 9784901998253

「阿佐ヶ谷会」文学アルバム

¥2,695

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2019/02/18

阿佐ヶ谷駅を中心として中央線沿線に居住した文士達が親睦を目的として結成した会「阿佐ヶ谷会」。戦争による休止を挟みつつ30年以上続いたこの会についての、参加者達が記録した随筆、写真、存命の親類達へのインタビュー、参考文献、年表などで構成された、1冊まるごと阿佐ヶ谷会の資料集! 収...

阿佐ヶ谷駅を中心として中央線沿線に居住した文士達が親睦を目的として結成した会「阿佐ヶ谷会」。戦争による休止を挟みつつ30年以上続いたこの会についての、参加者達が記録した随筆、写真、存命の親類達へのインタビュー、参考文献、年表などで構成された、1冊まるごと阿佐ヶ谷会の資料集! 収録されている随筆は、井伏鱒二、上林暁、木山捷平、青柳瑞穂、外村繁、小田嶽夫、浅見淵、亀井勝一郎、中村地平、安成二郎、村上菊一郎、伊馬春部、河盛好蔵。島村利正、巌谷大四。 井伏鱒二の荻窪風土記で阿佐ヶ谷会自体は知られていると思いますが、井伏以外の人が書いた阿佐ヶ谷会の文章をこれだけ1冊に集めてくれているので、他のメンバーから見た阿佐ヶ谷会や、井伏の姿が見えてくるのが面白い。 どの随筆も、参加者の将棋の棋力エピソードや酒宴の羽目を外した楽しそうな様子が生き生きと描かれていて読んでて楽しいです。また、随筆の中には太宰をはじめ登場する錚々たる文士や芸術家達の顔ぶれ、エピソードも満載。(坂口安吾(出版社)チームと井伏鱒二(阿佐ヶ谷)チームで将棋の対決とかもやってて) 巻頭にざっくりとした物ですが、各自の家の配置がプロットされた簡易マップと、「阿佐ヶ谷・荻窪文学散歩」として、実際に歩いたレポートも掲載されててそれも楽しい。(今も現地に残っているゆかりの建物、無くなってしまったモノが分かります)

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2012/02/09

荻窪風土記を読んでいたので、おおよその雰囲気は分かっていたが、みなさん楽しそう。上林暁氏の妹さんのお話は心にしみる。 滝井孝作氏肝いりのまぐろを島村氏が両手で持ち上げながら築地から阿佐ヶ谷まで運ぶ思い出話が会の雰囲気を表わす。 阿佐ヶ谷に「ぽえむ」という喫茶店があったのを、川本三...

荻窪風土記を読んでいたので、おおよその雰囲気は分かっていたが、みなさん楽しそう。上林暁氏の妹さんのお話は心にしみる。 滝井孝作氏肝いりのまぐろを島村氏が両手で持ち上げながら築地から阿佐ヶ谷まで運ぶ思い出話が会の雰囲気を表わす。 阿佐ヶ谷に「ぽえむ」という喫茶店があったのを、川本三郎氏の文で思いだした。コースターかマッチが永島慎二の絵だったように思う。

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2007/10/23

阿佐ヶ谷会に集まった文士たちは、青柳瑞穂邸で最初は将棋をさしていたが、その内ただの飲み会になる。有名な文士が集まり、招集するときは、当時は電話が少なかったので、そばやに電話をして、その家に出前をさせ、その時に伝言も出前したらしい。太宰治が鶏をぶらさげて下駄で現れたり、当時を垣間み...

阿佐ヶ谷会に集まった文士たちは、青柳瑞穂邸で最初は将棋をさしていたが、その内ただの飲み会になる。有名な文士が集まり、招集するときは、当時は電話が少なかったので、そばやに電話をして、その家に出前をさせ、その時に伝言も出前したらしい。太宰治が鶏をぶらさげて下駄で現れたり、当時を垣間みるような気分になる。

Posted by ブクログ

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