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眠れる島の王子様 コバルト文庫
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眠れる島の王子様 コバルト文庫

夏埜イズミ【著】

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眠れる島の王子様 コバルト文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2007/07/31
JAN 9784086010610

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2011/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現代物かと思ったら、250年ほど未来のお話でした。 名前が「文鳥」って変わっているなぁって思ってたら、後半、すでに絶滅した動植物の名前が付けられていると。そういえば、お友だちの名前も「柊」に「荻」に「葵」でしたし。 夢の中でしか会えない文鳥と花梨。文鳥は毎日花梨に会ってますけど、花梨の方は、1年に1度しか会えず、どんどん成長していく花梨。 同じ年になったときは、喜びで一杯でしたけど、それ以降は、花梨が年上になってしまい、大人になった花梨が織姫と彦星のように、1年に1度しか会えないのなら、我慢もできるけど、時間の流れは二人と違うと言って、文鳥に会うのを拒絶します。このときの花梨の気持ちを思うと、切ないです。 時間の流れが違う二人がハッピーエンドに終わるはずはないですが、最後に、花梨の孫にあたる繭が、また文鳥の夢に現れ、花梨が亡くなったことを告げ、花梨の手紙を文鳥が読むシーンは、なんか、心があったかくなりました。 予想どおりには終わらず、こんなお話もたまにはいいかなと思いました。

Posted by ブクログ

2009/10/14

初めて購入したライトノベルでした。 ネタバレします。 登場人物の名前にも意味があり、また、文鳥と花梨の時間のズレをあんなに綺麗に書いてあったのも素敵でした。 別の人と愛のある結婚をしたけれど、それでも最後まで花梨の一番は「文鳥」であり、結婚した相手もそれでいいと言ってくれた...

初めて購入したライトノベルでした。 ネタバレします。 登場人物の名前にも意味があり、また、文鳥と花梨の時間のズレをあんなに綺麗に書いてあったのも素敵でした。 別の人と愛のある結婚をしたけれど、それでも最後まで花梨の一番は「文鳥」であり、結婚した相手もそれでいいと言ってくれたのだ、という最後の手紙が素敵でした。 救いのあるというか、ほっとするラストでした。 読み終えたとき鳥肌とテンションがメーターを振り切った勢いで、人生初のファンレターを出したほど。

Posted by ブクログ

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