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赤い鯨とびいどろ童子 炎の蜃気楼 番外編 コバルト文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2007/08/10 |
JAN | 9784086010481 |
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赤い鯨とびいどろ童子
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赤い鯨とびいどろ童子
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商品レビュー
3.5
7件のお客様レビュー
炎の蜃気楼 番外編 中編1つ、短編2つ。 「赤い鯨とびいどろ童子」表紙のセンターは高耶かと思ったけど、読んでみたら卯太郎だった。 寿桂尼が出会った結縁者て、誰だろう?最初直江かと思ったけど、景虎でも勝長でも秀長でもよい気がしてきた。できることなら使いたくないと言っていたので...
炎の蜃気楼 番外編 中編1つ、短編2つ。 「赤い鯨とびいどろ童子」表紙のセンターは高耶かと思ったけど、読んでみたら卯太郎だった。 寿桂尼が出会った結縁者て、誰だろう?最初直江かと思ったけど、景虎でも勝長でも秀長でもよい気がしてきた。できることなら使いたくないと言っていたのであれば、やはり景虎か? 「終わりを知らない遊戯のように。」できてる主従の閑話。できてからの主従は好きだ。萌えはないが、直江のすさまじい変態っぷりをちゃんと受けとめる皿があるので落ち着く。 「拝啓、足摺岬にて」本編最終巻にて今空海の高耶は、本体の死後も現れ続けたっていうけど、何年経っても続いたのだろうか…? 直江がたまにさびしくなったときに、四国に訪れたときにも今空海の高耶が慰めに来てくれたらいいなと妄想した。
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よし、逝く時は絶対、心残りを抱えて高耶さんに会いに行こう。と決断せざるを得ない。むしろそれが心残り。感想はそれに尽きる「拝啓、足摺岬にて」 赤鯨衆設立までを描いた中編「びいどろ~」 中川先生がますます好きになりました。心根までいい人! 草間さんは単なる長宗我部馬鹿だとおもってた...
よし、逝く時は絶対、心残りを抱えて高耶さんに会いに行こう。と決断せざるを得ない。むしろそれが心残り。感想はそれに尽きる「拝啓、足摺岬にて」 赤鯨衆設立までを描いた中編「びいどろ~」 中川先生がますます好きになりました。心根までいい人! 草間さんは単なる長宗我部馬鹿だとおもってたのに、最初はちゃんと志があったのね。 ところでなんであの子はあんなに力があったの?仏の器に入れられてたから?ちょっと謎・・・ 同人誌ノリな短編、むしろショートショートな「終わりを知らない遊戯のように」。あとがきで、桑原先生も「なんでこれ書いたんだろ?」みたいな事書いてあって吹きました(笑) 「同級生のようですね」「思いあがるな」 のやり取りが妙に好きです。 間髪いれずに叱責するなんて、さすが景虎様です。
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本編完結後、発行された番外編集です。 赤鯨衆結成当時のお話と、今空海になったあとの高耶さんのお話が掲載されています。 全編とおして、久しぶりに挿絵が挿入されているので、とてもうれしい! 「赤い鯨とびいどろ童子」 赤鯨衆の首領嘉田さんが仲間を集めて赤鯨衆を結成するまでのお話です。 四国編では悪役というか、ただ狭量さが目立っていた草間さんの人となりや、嘉田さんの絆を結ぶまでがみれます。 本編ではよっぽど草間さんより嘉田さんの方が首領のうつわなんじゃないかな、と思っていたので、二人の関係性が垣間見えてよかったかも。 そういえば本編では、怨霊が自我に目覚めて人間に憑衣する過程って描写されなかったな、とこの話を読んで気づきました。 ただがむしゃらに生きたい!生きたい!といっていた嘉田さんのバックボーンが見えてきます。 高耶さんと直江さんはでてきませんが、これもミラージュの物語のひとつです。 「終わりを知らない遊戯のように」 直江さんはいつでもどこでも変態だなあ… でもそんな直江さんにとても安心。 「拝啓、足摺岬にて」 完結読了、前後で感じ方が変わるお話じゃないでしょうか。 穏やかな話だからこそ、高耶さんが目指した「調伏」とは違う優しい「成仏」のさせ方にじんとしました。 高耶さんの優しさとか、いたわりの気持ちとか、お遍路さんとともに歩いてゆっくりと死を理解させていくところに現れているんだな、と思います。 このあと何年後も何百年後も四国で高耶さんの分身は歩いているのかな…
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