- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
愛こそすべて、と愚か者は言った 角川文庫
定価 ¥1,100
220円 定価より880円(80%)おトク
獲得ポイント2P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2007/07/25 |
JAN | 9784043832026 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
- 書籍
- 文庫
愛こそすべて、と愚か者は言った
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
愛こそすべて、と愚か者は言った
¥220
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.2
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人は存外不器用にしか生きられないのでしょう。 たとえ器用に生きていると思われても その方法はイレギュラーだった挙句に 最終的には存在概念を 消し去ってしまった人もいるのです。 その人にとって、 人生はなんだったのでしょうね。 優しく手を伸ばそうとした人はいたけど 全部その人は払いのけました。 そしてそう思った復讐の大本の人の前で その歪んだ持論は砕け散るわけで。 ちなみにタイトルは最後まで読めばわかるでしょう。 なぜあの人物が「どことなく感情がないか」 の答えがここにあるのです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「約束の森」が良かったので、沢木冬吾の過去作読んでみようと、まずはデビュー作を手に取ってみた。さすがに荒っぽい部分も目立つが、熱い小説である。ハードボイルドであり、冒険小説であり、家族小説。 時に家族小説としての側面が興味深い。「約束の森」では疑似家族が大きなテーマとなるのだが、その兆候はこのデビュー作でもちょっと複雑な過程を経て萌芽している。主人公と息子慶太の親子愛再生の物語がその主軸になるのだが、それだけではなく、引きこもりの従妹との関係や、探偵会社の同僚とも家族同然の付き合いをしているし、敵役の街の顔役とその息子、誘拐事件を追う警察官の家族や同僚との関係、殺人鬼とその相棒…、どこを切り取っても「家族」というテーマがうかがえるのである。 ハードボイルドに生きようとする主人公の滑稽さ、息をのむアクションシーン。それらもデビュー作にしてはリズムやための技術も、情熱や勢いも含めて読みごたえ満載で見事なのだが、そんなシーンが終わるごと…後半に至っては幕間にすら「家族とは?」テーマの断片がうかがえるようになる。 ハードボイルドって、しぶく孤独を感じる主人公に共感する小説というイメージがあるが、実は家族小説としての楽しみ方ができる作品が多い。スペンサーシリーズや清水辰夫諸作を例に出せば分かりやすいか。本作も「約束の森」も系譜のハードボイルドなんだと思うし、系譜の中で恥じないオモろい小説である。 沢木冬吾…、この小説家を今まで知らなかったのはちょっと恥ずかしいが、これから未読策を読むのが非常に楽しみである。
Posted by
この方は一作毎の進化が半端ないので未読の最後が 処女作とか怖いな、とか思ったのですが読んだら 何のことはなく面白すぎワロタwwwwwwwwww
Posted by