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ケルトの水脈 興亡の世界史07
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ケルトの水脈 興亡の世界史07

原聖【著】

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ケルトの水脈 興亡の世界史07

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2007/07/17
JAN 9784062807074

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ケルトの水脈

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商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2019/04/20

ケルトといえば、ドルイドとか思うけど、正統的ドルイドは紀元前の数世紀くらいしかいなかったらしい。ケルト語の系統をひく後世の民族が、ラテンやゲルマンへの対抗心で誇大に扱ったって感じかな。正統的ドルイドが、ギリシアのピタゴラス派からの影響を受けているという話はかなり興味深い。 本書の...

ケルトといえば、ドルイドとか思うけど、正統的ドルイドは紀元前の数世紀くらいしかいなかったらしい。ケルト語の系統をひく後世の民族が、ラテンやゲルマンへの対抗心で誇大に扱ったって感じかな。正統的ドルイドが、ギリシアのピタゴラス派からの影響を受けているという話はかなり興味深い。 本書の殆どは、ケルトの系統を引く民族の歴史って感じ。 ドルイドの次にくるケルトの伝説が、キリスト教の守護聖人であったり、アーサー王伝説だったり。

Posted by ブクログ

2017/02/23

読みものとしては面白いが、本文と地図の地名表記が違ったり、口絵に本文に出てくる文化の指標になる遺物の写真がなく、美しく人目を惹くものに偏っていたりするので、他のケルト本などを探して確認しなければならず使い辛い。もしかして他の本を買わせることを狙っていたりして!?笑

Posted by ブクログ

2015/12/20

現代日本でケルトといえば、特徴的な民族音楽かハロウィーンのような妖精伝承に限られるが、厳密な定義はなんなのか。ガリアとの関連性はどうなのかを詳細に見ると、その複雑性に面食らう。 本書で中心に扱われるのは、フランスのブルターニュ地方であり、よくある言い回しでは「ケルト文化が色濃く...

現代日本でケルトといえば、特徴的な民族音楽かハロウィーンのような妖精伝承に限られるが、厳密な定義はなんなのか。ガリアとの関連性はどうなのかを詳細に見ると、その複雑性に面食らう。 本書で中心に扱われるのは、フランスのブルターニュ地方であり、よくある言い回しでは「ケルト文化が色濃く残る地域であるから」とでも説明されるところであるが、事はそう単純ではない。スコットランド、ウェールズ、コーンウォール、ブリタニア、エール地方に住むブリトン人、ノルマン人、ゲルマン人、デーン人、アングロサクソン人、フランク人が征服したり移住したり布教したりを繰り返して、その複雑さにより形成された文化の痕跡を辿るのは難しい。 過去に存在したハルシュタット文化、ラテーヌ文化の担い手であるケルト民族と、ケルト文化に限らない巨石文化や墳墓文化を持つ普遍的な民間信仰。そして現代のアイルランド圏が謳うケルト文化はそれぞれ別個のものとして考える所が出発点となる。カエサルのガリア戦記などの紀元前の文献でガリアの人々が特徴付けられるが、ローマによる征服、キリスト教の布教、ゲルマン民族の移動、イギリス近辺の征服と支配者の入れ替わりでケルト的なものは一部その習俗が残る部分はあっても、民族的な統一体としては一旦忘れ去られることとなる。 本書はその痕跡を具体的な文献や民話の収集によって辿るものであるが、混迷とした文化を一つ一つ紐解いて関連付けていくその手法は、歴史と宗教、地理・習俗・民族文化に深く通じていないと解けないミステリのようでもあり、その地方や用語に詳しくなくとも、学びながら謎解きを楽しめる。 結論としては現代人が謳うケルトと古代ケルトの断絶が強調されるが、本書はその欺瞞を否定することを目的とした本ではない。ただ真実を明らかにするというプロセスそのものに学びと楽しみがあるからこそ、ケルト文化が失われているとしても、人類は進歩し続けているのだから。

Posted by ブクログ

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