大阪人の掟 集英社文庫

わかぎゑふ【著】

• 販売会社／発売会社: 集英社/集英社
• 発売年月日: 2007/07/25
• JAN: 9784087461879

商品レビュー

2024/09/11

あとがきにあるとおり「大阪人の掟ってなに？」という興味から購入したが、ところどころに著者が生きる大阪の劇団という特殊な世界が引き合いに出され、知らない世界（劇団）のことに対する興味は湧くが、それが大阪人一般の掟なのかという疑問も湧いてくる。あと、第２章♪日本人の掟というタイトルには違和感があった。著者は大阪の下町（都会）で育ったとのことで、田舎に対する妙な偏見が窺える。「田舎は……家の前が土道でなくてはなりません」なんて書いているが、2000年代ともなれば田舎とは言え家の前は舗装されているでしょ。

2024/01/05

全国的な均質化の波に大阪すら押し流されそうな中、大阪人であることを取り戻そうと読み始めました（ウソです）。同じ大阪人として「う〜ん、せやろか？」も多くわかぎゑふさん個人の人生論なあと思います。で、その上で、おもろくはあります。会話やノリの流れを切らへんとかコナモンよりもソース味とか大阪人は大阪本が好きや（大阪人としてのアイデンティティを大事にしてるから？）とかはその通りやなとも。でも、すべての価値観の最上位に「笑い（ウケ）」が位置するゆういっちゃん大事な項目があらへんかも。

2007/12/31

著者（大阪人）の視点から様々な対決を語ってます。

東京おばさんvs大阪おばさん
　　　　　男vs女
　　　セレブvs庶民
　都会暮らしvs田舎暮らし
　朝はパン派vs朝は御飯派
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息抜きに気軽に読めるエッセイ集。