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大帝没後 大正という時代を考える 新潮新書
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大帝没後 大正という時代を考える 新潮新書

長山靖生【著】

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大帝没後 大正という時代を考える 新潮新書

定価 ¥748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2007/07/14
JAN 9784106102219

大帝没後

¥110

商品レビュー

2.5

4件のお客様レビュー

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2021/01/24

今注目されている「大正」という時代がどんな時代で、どんな文化で、どういう精神の在り方であったかを学ぶために図書館で借りたものの難しく、ほとんどの例え話が夏目漱石の『それから』と言う作品で成り立っていたため、『それから』を知らない自分にとってはよく分からなかったです

Posted by ブクログ

2013/07/07

平成は大正時代と似ている。ということを、当時の世相や若者の性質から説いている。主に夏目漱石を初めとした明治から大正にかけての文壇や登場人物と、乃木希典の自殺に伴う乃木家再興を題材にしている。 本書における視点はほぼ上記2点のみなので、この書をもって、平成と大正が似ていると断ずる(...

平成は大正時代と似ている。ということを、当時の世相や若者の性質から説いている。主に夏目漱石を初めとした明治から大正にかけての文壇や登場人物と、乃木希典の自殺に伴う乃木家再興を題材にしている。 本書における視点はほぼ上記2点のみなので、この書をもって、平成と大正が似ていると断ずる(推測する)には材料不足で、あくまでも似ている一面があるというしかない。 平成と大正は調べれば類似点はいくらでもありそうだが、もう少し俯瞰的な書を読むべきと思う。

Posted by ブクログ

2012/05/14

 本書は、「大正」という日本の歴史のなかでもあまり目立たない時代を取り上げて、どういう時代であったのかを目に見える形で読者に語りかけている書だと思った。  乃木大将の殉死を時代を象徴する出来事として舞台回しに使って、当時の若者たちの様子と時代の雰囲気を表す表現はそれなりにりに理解...

 本書は、「大正」という日本の歴史のなかでもあまり目立たない時代を取り上げて、どういう時代であったのかを目に見える形で読者に語りかけている書だと思った。  乃木大将の殉死を時代を象徴する出来事として舞台回しに使って、当時の若者たちの様子と時代の雰囲気を表す表現はそれなりにりに理解できたが、あまり興味をひかない。  「時代というものは、独特の空気を持っており、一つの時代が過ぎ去ってしまうとその空気もなくなってしまってわからなくなる」と語っていたのは、司馬遼太郎だっただろうか。  本書は「大正時代」の若者文化やデモクラシー、文芸等を駆使して時代の空気を本書のなかにつくりあげようとしているのはわかるが、あまり成功してはいないと感じた。  著者は、とくに「文芸」についての知識と考察は詳細で深いところもあるとは思ったが、それでも「大正」という時代の地味さは覆い隠すことはできずに、いまひとつ興味を引かないとも感じた。時代の切り口を間違えた残念な本であると思う。

Posted by ブクログ

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