日本よ、勁き国となれ 論戦2007

櫻井よしこ【著】

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社/
• 発売年月日: 2007/07/12
• JAN: 9784478001400

商品レビュー

2012/09/30

現存する日本最強のジャーナリスト、
櫻井よしこ氏の時事批評エッセイ最新作。

昨年小泉政権が任期満了で退陣したのをうけて、
同政権5年間の功績を評価した功が興味深い。

日米同盟　◎
北朝鮮政策　○
安全保障　○
靖国参拝　○
対ロシア外交　×
派閥解体　○
自公連立　×
憲法改正法案　×
郵政民営化　△
道路公団民営化　×
教育基本法改正　×

ってな感じ。
アレですね、もう同意せざる得ませんね。
キレてるなぁ。

その他にも知的好奇心と問題意識を喚起させる
血沸き肉踊るテーマと文章が満載。
ぜひとも多くの人に手にとっていただきたい。

日本よ、勁き国となれ

2012/03/30

中国政府の強引さ、日本政府のふがいなさが特にやり玉に挙がっている？現在の状況とはまた食い違う部分もあるが、言いたい事をズバズバ言えるこの強さが魅力かも。櫻井氏の書籍は初めて読んだがもう一冊くらい読めばまたもう少し見えてくるかな？

2008/06/07

フリージャーナリストでもある、櫻井よしこさんの
『日本よ、勁き国となれ』を読みました。

週刊誌で紹介されたエッセイ（？）を一冊にまとめたものです。

時々テレビでも見かけますが、彼女のコメントには共感する部分
も多く注目してました。本屋さんで偶然見かけ手にとったのがき
っかけです。これまで彼女が著述したものを読むことはありませ
んでしたが、どうしても読んでみたくなり購入しました。

内容には詳しく触れませんが、掲載されていた時期が安倍首相就
任直後あたり。そして出版されたのは辞任直前。ですから内容的
には少し時機を逸している部分もあります。

ですが彼女の日本観、世界における日本の役割、そして世界が日
本をどう見ているか、などかなり勉強になりました。

また、安倍元首相が苦労させられた年金問題や社保庁、そしてこ
の国の制度（官僚主導）の欠陥についても踏み込まれています。

内容は多岐にわたっていますが歴史観など軸がしっかりしていて
こういう人が日本を引っ張って行ってもらいたいなぁ、なんて
感じてしまいました。