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物語日本史(上) 講談社学術文庫348
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物語日本史(上) 講談社学術文庫348

平泉澄(著者)

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物語日本史(上) 講談社学術文庫348

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1979/02/01
JAN 9784061583481

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物語日本史(上)

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商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

日本史を肩肘張らず、…

日本史を肩肘張らず、「日本国物語」として楽しんで読める本。上巻は神話時代から平安時代まで。日本神話は内容を知らない人も多いでしょうが、わかりやすく面白く読めます。日本史が嫌いな人、絶対興味がもてるようになると思います。古典や和歌などへの関心も湧きました。

文庫OFF

2022/11/18

小学生の頃から平泉澄先生の「少年日本史」を何十回も読んできた。 この物語日本史は「少年日本史」を読みやすいように3部に分け、なおかつタイトルに「物語」をつけて、社会科学としての歴史学から一歩引いてますよ、と予防線を張って出版されたものだ。 あえて旧仮名遣いで「少年日本史」を書いた...

小学生の頃から平泉澄先生の「少年日本史」を何十回も読んできた。 この物語日本史は「少年日本史」を読みやすいように3部に分け、なおかつタイトルに「物語」をつけて、社会科学としての歴史学から一歩引いてますよ、と予防線を張って出版されたものだ。 あえて旧仮名遣いで「少年日本史」を書いた平泉澄先生なら物語日本史出版した人達を叱るであろう。 たしか中野信子さんだったか、テレビの討論番組で、「日本人は、特に日本のワカモノは、世界の人達からは、『有り難いほど馬鹿だ』と思われている」と発言していた。 たしかにその通りだ。 いや、平泉澄先生に言わせると、世界に冠たる大日本帝国にあっても日本人など西欧人は成り上がりのサル程度にしか認識していなかった。戦後の若者に限った話ではない、と。戦後ますますバカモノ化した若者が増えたになったのは間違いないように思うが。 欧米人は武士、侍には一目置いていたが、維新後の欧米文化を吸収することに目が眩んで武士の精神を忘れ始めた日本人をものまねサルと侮るようになった、それについて危機感を持ったのが平泉澄先生であった、戦後の焼け野原で誇りを失いまさにGHQの犬に成り下がろうとする日本に。だからこそクーデター計画まで立てたのであろう。 本書は社会科学、歴史学とは言い難く、まさに神話のごとく物語日本史である。 高名なる学者の優れた研究によると日本人は周辺のどの民族をかけあわせても日本人独特の遺伝子にはならない云々、という記述、まったく科学ではなく、生命科学や考古学の見地からすると全く出鱈目である。が、日本人の精神を大切にしましょう誇りを失わないように世界な胸を張りましょうと子供たちを勇気づけるにはそれで良いのだ。 誇りを失い地に足がついていない現代の若者を見れば納得いくはずだ。 しかし、気をつけなければならない。少なくとも科学としての歴史を学ぼうとする人達は、皇国史観、平泉澄先生の個人的私的歴史観を宗教教義のように信じてはいけない。 「少年日本史」は子供向けに書かれた本ではあるが、批判能力客観的視点が不十分なな子子供達から山口二矢が生まれる可能性がある。 この本は正しい指導者のもとに子どもたちが読むべき本である。あるいは十分な見識を持った者が、平泉澄先生が描いた世界の中のあるべき日本を理解するために、現代日本を批判的に見るために読むべき本である。

Posted by ブクログ

2022/09/07

古事記や日本書紀の年代設定に成り立ちが漢の国から渡ってきた人達の「しん緯の学」が使われているという説が興味深い。古代中国や朝鮮との関わりがあるので相互の歴史書の対応関係を見ていくなどさながら探偵小説のようだ。 国家建設・神武天皇から神代,聖徳太子,記紀と風土記,奈良時代,平安時代...

古事記や日本書紀の年代設定に成り立ちが漢の国から渡ってきた人達の「しん緯の学」が使われているという説が興味深い。古代中国や朝鮮との関わりがあるので相互の歴史書の対応関係を見ていくなどさながら探偵小説のようだ。 国家建設・神武天皇から神代,聖徳太子,記紀と風土記,奈良時代,平安時代とたどる。歴史が連綿と続いている。それも一つの国家として。希有なことであり,それだけでも価値がある。金持ちや権力者にはなることができるけど,歴史や権威を持つことは簡単にできないという表現があるが,まさにそうであると思う。現代に日本人として生きていることの意味を考えさせられる。

Posted by ブクログ

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