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禅とはなにか 講談社学術文庫
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禅とはなにか 講談社学術文庫

鎌田茂雄(著者)

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禅とはなにか 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 1979/07/01
JAN 9784061584099

禅とはなにか

¥220

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2022/07/02

太極拳をやるにあたって、心を落ち着けることの助けになるのではないかと思い、禅の本を読み始めた。この本が1冊目。 自分の能力不足はもちろんだけど、内容が今一つまとまっていない感じを受けた。同じ内容が2度出てきたり、話が飛ぶこともあるように感じた。 坐禅ができない場合に行う立禅や...

太極拳をやるにあたって、心を落ち着けることの助けになるのではないかと思い、禅の本を読み始めた。この本が1冊目。 自分の能力不足はもちろんだけど、内容が今一つまとまっていない感じを受けた。同じ内容が2度出てきたり、話が飛ぶこともあるように感じた。 坐禅ができない場合に行う立禅や動禅を太極拳と結び付けているところは自分の目指していることが間違っていないことの裏付けになったと思う。

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2021/09/12

インドで興った仏教と、中国の老荘思想などが融合し、誕生した「禅」。その思想はいかなるものか、現代にどう生かすか、禅の概要をわかりやすく解説した書籍。 仏教には、我々が毎日行う経験や行為はすべて蓄積され、無限の過去と未来に連続しているという考え、阿頼耶識がある。すなわち、一瞬一瞬...

インドで興った仏教と、中国の老荘思想などが融合し、誕生した「禅」。その思想はいかなるものか、現代にどう生かすか、禅の概要をわかりやすく解説した書籍。 仏教には、我々が毎日行う経験や行為はすべて蓄積され、無限の過去と未来に連続しているという考え、阿頼耶識がある。すなわち、一瞬一瞬の行為が積み重なり生命を流転させる。このことに思いが及ぶなら、日々の行いを大切にしていかねばならない。 金や地位をはじめ、ありとあらゆるものが人の心を縛る。少しでも金を儲けたい、他人より偉くなりたいなど、物欲は増すことに向かうため、人の一生をがんじ搦めに縛る。 自分を束縛しているものを解放するには、「自分の心をからっぽにする」こと。過去の失敗を悔やまず、未来のことを心配せず、ただ今のことに集中する。そうすればだんだんと、無念無想の境に入っていける。(マインドフルネス) 禅宗の開祖とされる達磨は、一切の功徳を否定する「無功徳」の思想を説いた。寺を造ったり、お経を写したりすることに功徳があると思うのは、世俗から見た間違った理解であって、迷いの原因だという。 無功徳の思想を支えるのは、「無限の努力」である。理想は実現できないからこそ理想であり、実現できない理想に向かって、一歩一歩努力するところに人生の意義がある。 世間を渡る際には、人より先にでないで、一歩譲ることが大事である。自分から一歩退くことが、一歩前進するための下地となる。人を蹴落とし、人の足を引張ったからといって、自分の能力や福徳が高まるものではない。人は人、吾は吾なりである。

Posted by ブクログ

2018/02/13

著者自身の禅との出会いに始まり、禅の思想や禅の生活について分かりやすく描かれる。「無所得・無所悟にして端座して時を移さば、即ち祖道なるべし」(正法眼蔵随門記)、「仏を求め、法を求むるも即ち是れ造地獄の業」など、滋味深い言葉がならぶ。

Posted by ブクログ