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幼い子の文学 中公新書
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幼い子の文学 中公新書

瀬田貞二(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 1980/01/23
JAN 9784121005632

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商品レビュー

4.3

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みんなの感想まとめ
  • 幼児文学
  • 探求
  • 文学名作
  • 価値発見
  • トールキン
  • 石井桃子
  • 行って帰る
  • 物語構造
  • 童謡
  • なぞなぞ分析

幼い子どもたちの文学の魅力を深く探求した一冊で、著者の豊富な経験と知識が詰まっています。「行って帰る」という物語の基本構造を通じて、古今の名作を織り交ぜながら、文学の本質を考察しています。特に、トールキンや石井桃子の作品との関連性が示され、読者に新たな視点を提供します。また、なぞなぞや童謡についての考察も興味深く、文学の多様性を感じさせます。専門的な内容ながら、絵本や児童文学を愛する人々にとっては、知識と発見の宝庫となることでしょう。著者の言葉からは、文学に対する深い愛情と理解が伝わり、読後感も満足感に満ちています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/08

絵本、なぞなぞ、童唄、詩、幼年物語、それぞれについて、子どもたちに差し出したいものとはどんな作品なのかを説く。 「行って帰る物語」、「重層的な積み重ね」、「言葉のもつ造形力、イメージを喚起する力」「マジック・アンド・ミュージック」「物語性のある情景」「活気」「共感と納得」等々…...

絵本、なぞなぞ、童唄、詩、幼年物語、それぞれについて、子どもたちに差し出したいものとはどんな作品なのかを説く。 「行って帰る物語」、「重層的な積み重ね」、「言葉のもつ造形力、イメージを喚起する力」「マジック・アンド・ミュージック」「物語性のある情景」「活気」「共感と納得」等々…。子どもの本を読んでいくときにもっていたい視点について学ぶことができた。 瀬田さんが、「昔から書き抜いてきた詩の帖面」を取り出して、詩を朗読しながら講義する章があって、素敵だと感じたし、尊敬もした。「ああ、裏でこういう書き抜きをコツコツしていることが、作品を見る目を育てていくんだな」と。 言葉の書き抜きはしているけど、詩の帖面もつくりたいと思って、ノートを早速買って始めてみた。いいかんじ。

Posted by ブクログ

2026/01/26

面白かった。説得力のある、良い物語の奥深いところを知れた。どれも好きな話ばかりで昔話の影がある、なぞなぞのおもしろいこと。

Posted by ブクログ

2024/06/04

「幼い子の文学」 (中公新書 563) 瀬田貞二 著 (1980年初版) 瀬田貞二さんは、数多くの児童書の翻訳や絵本を手掛けられた方です。 翻訳で有名なところならば、J.R.R.トールキンの『ホビットの冒険』、『指輪物語』。C.S.ルイスの『ナルニア国物語』もそうですね。 (『...

「幼い子の文学」 (中公新書 563) 瀬田貞二 著 (1980年初版) 瀬田貞二さんは、数多くの児童書の翻訳や絵本を手掛けられた方です。 翻訳で有名なところならば、J.R.R.トールキンの『ホビットの冒険』、『指輪物語』。C.S.ルイスの『ナルニア国物語』もそうですね。 (『ホビットの冒険』を読了後、『指輪物語』は図書館で文庫本を借りて読了しました。トールキン氏にはまった時期です。今でもトールキン氏、瀬田氏、共に敬愛の念です。) 絵本も数多く、『おだんごぱん』(わきたかずイラスト)、ルドウィッヒ・ベーメルマンス『マドレーヌシリーズ』、ユリー・シュルヴィッツ『よあけ』などなど。(おだんごぱんも、マドレーヌも、よあけも、とても好きです。) 文頭より。「行きて帰りし物語」 【土曜日の瀬田文庫】児童図書館を自宅の一室で開かれる。『石井桃子さんが「かつら文庫」を開かれて、その翌年に「瀬田さんのところでもなさったら」と言われて、そりゃそうだということで始めたんですから、一年違いです。』と始まります。 続いて【一つの仮説】として、幼い、いちばん年下の子どもたちが喜ぶお話には、一つの形式というか、ごく単純な構造上のパターンがあり、それが「行って帰る」。これは、トールキンの『ホビットの物語』の副題にもなっている「行きて帰りし物語」も同じ。 『この「行って帰る」ということは、トールキンの全体験の中から一つの結びとして出た哲学だろうという気も、久しくしています。』というような事を書かれています。 【創作への生かし方】では、石井桃子さんの『ありこのおつかい』の話題もでてきます。「瀬田さん、あれは入れ子ですよ」と石井さんが言われたとあります。こちらの絵本も面白いので、おすすめです。 次の章の「なぞなぞの魅力」では、『柳田国男のなぞなぞ考』に続きます。興味深く面白いです。ご興味ある方はぜひ。 「同唄という宝庫」、「詩としての童謡」、「幼年物語の源流」と続き、最後に「幼年物語の展開」がきます。 ここで、“だめな幼年物語の五つのタイプ“、“文学としての結晶構造“もちょっとなるほどと思いました。自身の考え想いを伝えられていて、読んでよかったと思た一冊でした。 (読んで随分経ちましたので、あまり参考になりませんが、もしご興味をもたれましたら、ぜひ図書館で借りてみてください。)

Posted by ブクログ

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