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ナチ・ドイツと言語 ヒトラー演説から民衆の悪夢まで 岩波新書
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ナチ・ドイツと言語 ヒトラー演説から民衆の悪夢まで 岩波新書

宮田光雄(著者)

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ナチ・ドイツと言語 ヒトラー演説から民衆の悪夢まで 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2002/07/23
JAN 9784004307921

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みんなの感想まとめ
  • 言葉の力と影響
  • 言語と権力
  • ヒトラー演説の分析
  • ナチス時代の教育
  • 民衆の風刺と抵抗
  • 社会支配のメカニズム
  • 現代メディアへの警鐘
  • 歴史から学ぶ教訓
  • 文系の重要性再認識
  • 言語の機能と役割

言葉の力とその影響について深く考察する本作は、ナチス・ドイツの時代における言語の役割を探ります。特に、ヒトラーの演説に見られる宗教的な要素や、教育におけるイデオロギーの影響が、現代にも通じる警鐘として響きます。著者は、ナチスの権力に対する庶民のジョークや風刺を取り上げ、恐怖政治の中でも人々が持つ健全な反発心を描写。言語がどのように社会を支配し、また抵抗の手段となるのかを考察することで、現代のメディア環境における言葉の使われ方についても思考を促します。文系の重要性や言語の機能を再認識させられる一冊であり、歴史を通じて現代社会への示唆を与える内容が魅力です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2017/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2002年刊。著者は東北大学名誉教授。◆ナチスによる演説・映画による大衆への印象操作とコントロール(ナチ=政治宗教が言い得て妙)を描写する前半は他書にあるかも。が、後半は当時の反ナチ視点から、①戦中、反逆罪で死刑された教育者、②反ナチジョーク、③一般民衆から聴取した夢の内容にも言及。◆反ナチジョーク関連に驚愕。①戦時中(43年頃以降)、政治風刺を公訴事実にして4000人が刑事被告人、内2000人死刑。数は勿論、禁固等でない重刑に驚き。②レストランの物不足を嘆く客の「これら一人の犯罪者に責任ある」との発言。 これに対して、検察、そして裁判所が、「かの一人の犯罪者がヒトラーを意味する」と認定して判決書を起案できないために(その判決を出すこと自体で、自らが犯罪者として裁判にかけられる恐れ)、かえって処罰を免れたという事例が実に振るっている。

Posted by ブクログ

2015/08/19

科学の発達によって、今まで世界を支配していた宗教神話というイデオロギーがぶちのめされつつあったところに現れたヒトラー。ヒトラーは単純化、二者択一、聖書からの引用などを実に巧妙に演説にまぎれこませ、国民を擬似宗教にまきこみます。 驚いたのは、地下と言語の章。ナチ時代にも、ヒトラー...

科学の発達によって、今まで世界を支配していた宗教神話というイデオロギーがぶちのめされつつあったところに現れたヒトラー。ヒトラーは単純化、二者択一、聖書からの引用などを実に巧妙に演説にまぎれこませ、国民を擬似宗教にまきこみます。 驚いたのは、地下と言語の章。ナチ時代にも、ヒトラーを否定するような文脈が見られたということ。 キリストは一回死んで生き返った、というような長い間疑われることのなかったテキスト。理系の技術によって、それがどうやら全部正しいわけじゃないっぽいということがだんだん明らかになってきた。古くから行われてきた異教徒同士の信仰をめぐる争いも、結局は単なる利権争いに過ぎなかった。この先、無意味な争いを繰り返さないためには、正しい現状把握が間違いなく必要だと思う。それはまさしく文系学問の管轄なのではないか。文系は必要ないって切り捨てられがちだけど、やっぱりわたしはそうは思えないなあ。

Posted by ブクログ

2014/06/15

 言葉の持つ効果について、考えさせられる。いまの日本にもナチ時代のドイツに起きたことは起こりえる。言葉とそれを伝えるメディアの怖さ、恐ろしさ。思考を停止させ、抑制するメディアの影響力。抵抗しているつもりが、単に甘受に終わる民衆の言葉たち。例えば、Twitterで我々はつぶやくしか...

 言葉の持つ効果について、考えさせられる。いまの日本にもナチ時代のドイツに起きたことは起こりえる。言葉とそれを伝えるメディアの怖さ、恐ろしさ。思考を停止させ、抑制するメディアの影響力。抵抗しているつもりが、単に甘受に終わる民衆の言葉たち。例えば、Twitterで我々はつぶやくしかできないのか。日本が向かおうとしている未来に対して、ただつぶやくだけなのか。為政者の言葉の意図に真の意味で抵抗する言語はいかにして発話され、行動されるべきなのか。  そもそも言葉によって人はいかに掌握されてしまうのかを考えてみたくて読んだ本。結果的にそれがナチズムを広める話法だとしても、何か自分に役立つ言語の機能と方法が見つかるかと思ったけれど、それほどすっきりとは読めない本だった。もちろん良い意味で。

Posted by ブクログ

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