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アルプスのタルタラン 岩波文庫
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アルプスのタルタラン 岩波文庫

アルフォンス・ドーデ(著者), 畠中敏郎(著者)

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アルプスのタルタラン 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1953/06/01
JAN 9784003254288

アルプスのタルタラン

¥440

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2025/05/03

ドーデのタルタラン三部作のなかではもっともおもしろい。 南仏に住むタルタラン(40歳)が、山登りの経験もないくせに、登山倶楽部の会長になるべく、地元の標高100か200メートルの山で訓練しただけで、アルプスの峰々に挑む。リギ山に、そしてあのユングフラウにも、登攀成功。さらにはマッ...

ドーデのタルタラン三部作のなかではもっともおもしろい。 南仏に住むタルタラン(40歳)が、山登りの経験もないくせに、登山倶楽部の会長になるべく、地元の標高100か200メートルの山で訓練しただけで、アルプスの峰々に挑む。リギ山に、そしてあのユングフラウにも、登攀成功。さらにはマッターホルンを目指す。 本人は、旅行会社が危険そうに見せかけているだけで安全な登山なのだと思っている。ところが、途中でそうではないことを知ってからは……。魅力的な脇役たち(たとえば、可愛いロシアの女性テロリストなど)が入れ替わり立ち代わり登場する。筋も、登場人物も、意外で滅茶苦茶なのがすばらしい。 とはいえ、冒頭部分は荘厳に始まる。山頂の豪華なホテルに霧のなかから現われる重装備のアルピニスト(タルタランだ)。シチュエーションを理解するには何度も読み返さなければならない。でも、そこは辛抱。それができれば、あとは下るだけ。一気に読み進められる。 設定は1880年(発表は1885年)。当時のヨーロッパは登山ブーム。商業的ツーリズムへの風刺もそこここにある。しかし、それを知らなくても、中身は十分楽しめる。 言い回しや訳語は少し古風。しかしその語調に慣れてしまうと、それが名調子になるから不思議。

Posted by ブクログ

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