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ゴッホの手紙(上) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1955/01/01 |
JAN | 9784003355312 |
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ゴッホの手紙(上)
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商品レビュー
3.4
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画家エミールベルナ…
画家エミールベルナールに宛てて、ゴッホが書いた書簡集。「何かをうまく語ることは何かをうまく描くことと同様に難しくもあり、面白いものだ」というゴッホは文章家としても一流で、手紙を読んでいるだけで楽しい。弟宛ての手紙を集めた中・下巻はすばらしいが、あわせて読んで楽しめる一冊。
文庫OFF
上は、17歳年下の友人ベルナール宛の手紙がまとめられている。 このベルナールが異常に自己顕示欲が強く、前半90頁近くがベルナールによる、時系列もぐちゃぐちゃで要領を得ない序文に充てられて、読者の気持ちを削ぐ構成になっている。 これに加えてベルナールは信用できない語り手である。序文...
上は、17歳年下の友人ベルナール宛の手紙がまとめられている。 このベルナールが異常に自己顕示欲が強く、前半90頁近くがベルナールによる、時系列もぐちゃぐちゃで要領を得ない序文に充てられて、読者の気持ちを削ぐ構成になっている。 これに加えてベルナールは信用できない語り手である。序文でゴーギャンをこき下ろしているが、中巻のゴッホの手紙によれば同人を褒め称えているらしい。ゴッホから詩や素描を褒められている手紙が多く(自分で選んだのか?)、年長者ゴッホから可愛がられているのはわかるが、時々批判をされている部分に周到に脚注を付けて亡きゴッホの勘違いであるとか、いちいち反論をしているあたりに人間性が垣間見られる。 ゴッホのいるアルルに行きたいと言って期待を持たせておきながら全然行っておらず、結果的に耳切り事件を回避しているあたりも、なんかそつのない後輩キャラという感じがすごい。 そんなベルナールが悪目立ちする中、ゴッホが引っ越してきた南仏アルルの景色を、まるで日本のようだといい、この環境で夏を過ごすのが「蝉のように楽しい」と喜ぶ無邪気さが際立って眩しく感じられる。
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ゴッホ「取り敢えず寒いし、体しんどい。ご飯もろくに食えないし胃が痛い。あと寂しいからお金もって早くこっちへ来てくれよ。3人いれば、逆に生活費は個々で暮らすより安くすむよ。助け合いって素晴らしい精神でしょ?お父んにお金だしてもらって早よ来てくれよ。いや、これ君のために言ってることだ...
ゴッホ「取り敢えず寒いし、体しんどい。ご飯もろくに食えないし胃が痛い。あと寂しいからお金もって早くこっちへ来てくれよ。3人いれば、逆に生活費は個々で暮らすより安くすむよ。助け合いって素晴らしい精神でしょ?お父んにお金だしてもらって早よ来てくれよ。いや、これ君のために言ってることだからね?」 ってのの繰り返しにしか見えん。謙虚さを纏った対人操作のやり口に近い物言いだ。 まあ必死だったのは分かるし、かなり追い詰められてはいたのだろうが…見た目には傲慢よね。 色彩の捉え方、反応の仕方が外拡型の人っぽいな。カラーカードで反応数増えそうだし、形態水準ちょっと落ちそうな印象。Ⅷ、Ⅸ、ⅩでF使えるかな。Ⅸは難しそうだな。
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