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旧約聖書 出エジプト記 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1969/01/01 |
JAN | 9784003380123 |
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旧約聖書 出エジプト記
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エジプト人にとって当時家畜を飼う職業は忌み嫌われており、エジプト人とは隔離された場所ゴシェンで過ごさねばならなかった。ヨセフはそれを利用して、エジプト人とイスラエル人が交わらないよう、イスラエル人だけで栄える環境を作ろうとした。 エジプトで信頼を得ていたヨセフが死に、ヨセフのこ...
エジプト人にとって当時家畜を飼う職業は忌み嫌われており、エジプト人とは隔離された場所ゴシェンで過ごさねばならなかった。ヨセフはそれを利用して、エジプト人とイスラエル人が交わらないよう、イスラエル人だけで栄える環境を作ろうとした。 エジプトで信頼を得ていたヨセフが死に、ヨセフのことを知らないエジプト人によってゴシェンにいた奴隷化されてしまった。 『出エジプト記』ではモーセについて語られる。歴史の授業でならっただけでは彼が非常に崇高ですばらしい人間そのものというイメージがあったが、ヨセフほどではない。 (ex.モーセは同胞のヘブライ人がエジプト人に虐げられているのを見て、そのエジプト人を殺してしまう。また、主との対話で自分は弁がたたないからほかの人に任せてほしいと使命を断ろうとしたりするのはなんとも弱腰で意外だった。) 同時に、このあたりから自分の中で、ヘブライ人かそうでないかがかなり重要であり、ヘブライ人でなければ容赦なく殺しても問題ないという感じがして恐ろしくもあった。これが「選民思想」ということなのだろうか。 モーセの律法(十戒を含む神との契約)を全て正確に実行する能力は人間にはない。それは原罪(アダムとイブが犯した罪)の影響によるものであるが、新約聖書では人間の心に聖霊が宿り、その聖霊の助けによって神との約束の実行が可能となる。これが旧約と新約の違いである。
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偶像崇拝の禁止と一神教、「目には目を〜」の根拠はこれだったのか。安息日にちゃんと休まない人は死ぬという記述もあったりして、恩恵も大きければ罰もまた大きいのが神様なんだよな、というのを戒めのごとく思い出した。
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読了。旧約聖書のいわば第二部。有名なモーセの波割りと、シナイ山での十戒など。後半は、天幕とか台座のつくりかたとかに何十ページも割かれていて我慢できずに読み飛ばし。聖書はウェブでも読めるし、手軽なものだが、聖書より高等批評の方が大事なので、注釈と解説を主にした。(高等批評に対し十分...
読了。旧約聖書のいわば第二部。有名なモーセの波割りと、シナイ山での十戒など。後半は、天幕とか台座のつくりかたとかに何十ページも割かれていて我慢できずに読み飛ばし。聖書はウェブでも読めるし、手軽なものだが、聖書より高等批評の方が大事なので、注釈と解説を主にした。(高等批評に対し十分に注意を向けていれば、改めて聖書はより良いものになる)。読む前に、創世記を二度読んでおさらい。一部の民にとっては、エジプトで奴隷のまま死ぬか、解放されて神の手によって死ぬか、の二択である。神の像を崇めたという理由でモーセの指示により殺害された人数は3000人。多過ぎる(まぁ史実ではないだろう)。いわゆる過越の祭りの起源に関する記述。過越、過ぎ越しとは、ヤハウェ(天使とも)が殺しにやってくるので、我が家を過ぎ越される、ということのようだ。鎌を持った死神にしか思えなかった。十戒の「汝殺すなかれ」のトリック。「殺し」はダメだが、罪人を「処する」ならOKとのこと。また「殺すなかれ」は、厳密には「殺すことはありえない」と訳される方が近いとのこと。ここは面白いと思う。「してはダメ」は禁止だが、「ありえない」はそのような行為自体の存在の否定に近い。神の名ヤハウェは存在に近しい意味を持つ言葉だから、こういったところに厳密な聖書の意味が隠されているように思えた。
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