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寺田寅彦随筆集(4) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1983/05/01 |
JAN | 9784003103746 |
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寺田寅彦随筆集(4)
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
昭和8年1月~昭和9年9月の間に,寅彦がいろんな場所に発表したエッセイが収められています。 けっこう有名な「科学者とあたま」が収録されています。 それ以外にも「藤の実」「記録狂時代」「感覚と科学」「神話と地球物理学」「科学と文学」「函館の大火について」など,寅彦らしい視点か...
昭和8年1月~昭和9年9月の間に,寅彦がいろんな場所に発表したエッセイが収められています。 けっこう有名な「科学者とあたま」が収録されています。 それ以外にも「藤の実」「記録狂時代」「感覚と科学」「神話と地球物理学」「科学と文学」「函館の大火について」など,寅彦らしい視点から,一般的な出来事等とと科学との橋渡しをしてくれます。そして,ついつい赤線を引きたくなる「名言」もありました。 さて,あと1巻読んだら,岩波文庫版は制覇だ。ずっと本棚にしまっておいただけだからなあ。
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「コーヒー哲学序説」 コーヒーを飲みながら読んだが、もう1杯飲みたくなったのでたった今やかんを火にかけたところである。 こういう随筆が好きなので、とても楽しめた。
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面白い。寺田寅彦は本当に面白い。 専門分野というものを国だとすると、ある国で稼いだ通貨はその国でしか使えない。でも寺田寅彦はこれを両替することができる。だから彼の至る所すべて、科学者の精度と詩人の無碍さの光が当たる。肩書きを見れば物理学者で随筆家、とwikipediaにも書いて...
面白い。寺田寅彦は本当に面白い。 専門分野というものを国だとすると、ある国で稼いだ通貨はその国でしか使えない。でも寺田寅彦はこれを両替することができる。だから彼の至る所すべて、科学者の精度と詩人の無碍さの光が当たる。肩書きを見れば物理学者で随筆家、とwikipediaにも書いてあるが、そんな社会的な分類法は霞むようだ。彼は彼の一事を生きたのだろう。 あぁ寺田寅彦になりたい。
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