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寺田寅彦随筆集(4) 岩波文庫
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寺田寅彦随筆集(4) 岩波文庫

寺田寅彦(著者), 小宮豊隆(著者)

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寺田寅彦随筆集(4) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1983/05/01
JAN 9784003103746

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商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2023/04/20

 昭和8年1月~昭和9年9月の間に,寅彦がいろんな場所に発表したエッセイが収められています。  けっこう有名な「科学者とあたま」が収録されています。  それ以外にも「藤の実」「記録狂時代」「感覚と科学」「神話と地球物理学」「科学と文学」「函館の大火について」など,寅彦らしい視点か...

 昭和8年1月~昭和9年9月の間に,寅彦がいろんな場所に発表したエッセイが収められています。  けっこう有名な「科学者とあたま」が収録されています。  それ以外にも「藤の実」「記録狂時代」「感覚と科学」「神話と地球物理学」「科学と文学」「函館の大火について」など,寅彦らしい視点から,一般的な出来事等とと科学との橋渡しをしてくれます。そして,ついつい赤線を引きたくなる「名言」もありました。  さて,あと1巻読んだら,岩波文庫版は制覇だ。ずっと本棚にしまっておいただけだからなあ。

Posted by ブクログ

2021/11/09

「コーヒー哲学序説」 コーヒーを飲みながら読んだが、もう1杯飲みたくなったのでたった今やかんを火にかけたところである。 こういう随筆が好きなので、とても楽しめた。

Posted by ブクログ

2015/01/23

面白い。寺田寅彦は本当に面白い。 専門分野というものを国だとすると、ある国で稼いだ通貨はその国でしか使えない。でも寺田寅彦はこれを両替することができる。だから彼の至る所すべて、科学者の精度と詩人の無碍さの光が当たる。肩書きを見れば物理学者で随筆家、とwikipediaにも書いて...

面白い。寺田寅彦は本当に面白い。 専門分野というものを国だとすると、ある国で稼いだ通貨はその国でしか使えない。でも寺田寅彦はこれを両替することができる。だから彼の至る所すべて、科学者の精度と詩人の無碍さの光が当たる。肩書きを見れば物理学者で随筆家、とwikipediaにも書いてあるが、そんな社会的な分類法は霞むようだ。彼は彼の一事を生きたのだろう。 あぁ寺田寅彦になりたい。

Posted by ブクログ

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