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戦後思想を考える 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
| 発売年月日 | 2000/03/21 |
| JAN | 9784004201427 |
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戦後思想を考える
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
1980年に読んでいる。それから約30年たっている。 当時の時代状況を踏まえて書かれているのだが、過去の事としてとらえることができない。
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著者は自身を戦中派と呼びますが、丸山真男のように「1910年代生まれで、1930年代の世相を相対化して過ごした世代」のようです。終戦間際に書いた時勢の所見では、大変冷静に戦時下の日本を俯瞰しています。まず、国が経済的利益の追求で始めた戦争を、アジアの解放というきれいごとでカモフラ...
著者は自身を戦中派と呼びますが、丸山真男のように「1910年代生まれで、1930年代の世相を相対化して過ごした世代」のようです。終戦間際に書いた時勢の所見では、大変冷静に戦時下の日本を俯瞰しています。まず、国が経済的利益の追求で始めた戦争を、アジアの解放というきれいごとでカモフラージュしていることに欺瞞を見ています。そして時勢を乗り切るにはアジアの解放を唯一の目的に切り替え、無条件降伏を求められたとしても、その目的を完遂して降伏せよと訴えます。たとえ降伏しても目的を達成することで結果的に戦勝とする、というレトリックなのでしょう。焼け野原の東京を見ながら、すでに戦後の国のあり方を考えていたことがわかります。 また、1980年当時の学生とのジェネレーションギャップを気づきとして、現代が管理社会となることに強い警告を発しています。管理社会に対する警鐘は当時の流行りだったのでしょうか。近代主義的、社会主義的な管理より、物質的に豊になり滅公奉私になるがゆえ人が束縛されることを論じています。今は管理より監視社会の方がホットですね。 表題の「戦後思想を考える」では、終戦後に獄中の三木清を救えなかったことや児玉や岸が放免されたことを挙げ、日本社会と日本人の至らなさを嘆きます。心から落胆しています。当時の汚職にまみれた自民党政治にも同じように嘆きます。理想の民主主義社会の実現が程遠いと思っているようです。 いわゆる戦後責任と呼ばれる何かについて、日本人があえて部分的にしか清算しなかったことは、今となっては歴史の一部となっています。著者のそこに感じる落胆こそが現代において改めて評価や分析の対象となりえるのではないでしょうか。 いくら世間から影響力を指摘されたとしても、革新派から見える戦後は自身の敗北の時代であることを知りました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦中・戦後の連続性/非連続性、戦後の経済発展における管理社会化と価値観の画一化、60年安保と韓国四月革命の共通点/相違点、大学での学生観察。これらのテーマの考察から日本人の「受動性」ないし「民衆の脆弱さ」を明かし、行動的な知識人や連帯の思想の必要性を説く。 内容としては今直近の問題であり、やや言い古されたことも多いと思った。むしろ驚いたのはこれが30年以上前に書かれたものであるということ。 これだけのことを書かれた書物が30年以上前にありながら、日高氏の憂慮はほとんど改善されないまま、むしろ深化し、拡散し、複雑化して今日に至っている。とはいえ、私たちがどうすればいいのか、それは変わっていない。抽象的ではあるが、日高氏の主張は、今でも、全くその通りだとおもう。
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