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日本の近代小説 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
| 発売年月日 | 1992/09/20 |
| JAN | 9784004140337 |
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日本の近代小説
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日本における近代小説の歴史を学ぼうと思ったら手に取るべき最良の本 明治初期の戯作文学に始まり、逍遙二葉亭らにより駆動された言文一致の運動、一転して国粋主義の風潮が巻き起こり築かれた紅露時代、ヨーロッパ模倣が完了した後にはロマン主義が吹き荒れ、欧州のそれと融合したことで形作られた...
日本における近代小説の歴史を学ぼうと思ったら手に取るべき最良の本 明治初期の戯作文学に始まり、逍遙二葉亭らにより駆動された言文一致の運動、一転して国粋主義の風潮が巻き起こり築かれた紅露時代、ヨーロッパ模倣が完了した後にはロマン主義が吹き荒れ、欧州のそれと融合したことで形作られた日本独自の自然主義、そしてこれが後の殆どの文学思潮に影響を及ぼすようになり耽美主義・白樺派へと繋がっていった、という一連の流れを同時代の文学者の評価や著者なりの見解も交えつつ軽妙に語る 戦後まもなく出版されため本書の中で登場する作家が存命だったこともあってか、著者の語り口も全く客観的という訳ではなく、昔を懐かしむような口調であるのも当時の読まれ方が分かって面白い 元々そんなに日本文学に造詣が深い訳じゃなかったけど、高校の日本史や一般教養レベルの作家ももれなく紹介されるため、リーダビリティを一定に維持することができた なんとなく有名な「尾崎紅葉」や「森鴎外」、「夏目漱石」がなんでそれほど有名なのかということが、文学史をみると分かりやすい 日本で特殊な発展をした「自然主義」についても、成立の過程が複雑であるためか、日本の作家がどこに注目してそれは欧州のそれとどう異なっていたのか、をを丁寧に解説してくれているのが非常に助かった 全体を振り返って思うのは、日本の文明開化・明治維新というのが外圧を受けたものであり、島国であるあめに、ある程度発展してからも世界の思潮とは隔絶されていたことを受けた、「世界の最近の芸術」に追いつこうとした、あるいはかつての日本に活路を見出した当時の人間の意識が小説の発展に大変な影響を与えてきたんだな、ということ
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この本は日本の近代小説の「簡単な鳥瞰図」を描いている。ここで言う近代とは明治時代に入ってから大正時代が終わるまでを示しているが、著者は「小説が明治以来の日本人の精神と生活のもっとも偽りの少ない鏡」だと述べて、社会と小説の関係を説明するのである。そして、そこから生じる弊害と可能性を...
この本は日本の近代小説の「簡単な鳥瞰図」を描いている。ここで言う近代とは明治時代に入ってから大正時代が終わるまでを示しているが、著者は「小説が明治以来の日本人の精神と生活のもっとも偽りの少ない鏡」だと述べて、社会と小説の関係を説明するのである。そして、そこから生じる弊害と可能性を見ることの重要性を主張する。
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とりあえず一周することが目標、と思って流し読み。常識かのように知らん小説家の名前が出てきて刺激になった。数年単位でコロコロと作風の流行りが変わっていたんだなあと思った。
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