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恋愛のデイスクール
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房/みすず書房 |
| 発売年月日 | 1980/01/01 |
| JAN | 9784622004820 |
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恋愛のデイスクール
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商品レビュー
4.5
9件のお客様レビュー
「恋は盲目」ということわざが、恋の渦中にある本人に役に立たないのは、恋は盲目だからだ。こういう人を食ったようなレトリックを「同語反復」と言うが、それはともかく、恋に夢中の人間を傍から見ていて表現するには、他意のない的確な言葉だ。客観的に見ればそこまで夢中になる理由もなさそうな恋が...
「恋は盲目」ということわざが、恋の渦中にある本人に役に立たないのは、恋は盲目だからだ。こういう人を食ったようなレトリックを「同語反復」と言うが、それはともかく、恋に夢中の人間を傍から見ていて表現するには、他意のない的確な言葉だ。客観的に見ればそこまで夢中になる理由もなさそうな恋が、本人にとっては唯一無二の恋に思える。そう思えたものを「恋」と呼ぶわけだから、ここでもまた同語反復になる。もしかしたら、恋の本質は結局、「好きだから好きなんだ」なのか。◆私は大学生のころ、ある下級生に恋い焦がれた。しかし恋はなかなか実らない。思い詰めた私は、教授に相談(!)、この本を知る。◆読んだ私が味わったのは、えも言われぬ幸福感だった。私と同じ想い、恋の喜びと痛みが、すべてここにある…。そう!そうなんだ!私は歓喜のうちに読み進め、薄くないこの本を、鉛筆で大量の読み跡を残しながら読み終えた。例えばこの一節。「愛されていないから苦しんでいるつもりでいたけれど、実は、自分が愛されていると思いこんでいたればこその苦しみだったのだ」。◆しかし、読み終えた私を襲った衝撃――。「俺の恋はすべてここに書いてある…。ということは……!」。書き尽くされた恋の言説は、私の恋がよくある恋の一つに過ぎないことを教えたのだ。そして、教授の言葉はそのことを裏打ちした。「どう?冷めたでしょう?」。恋は多くが単なるのぼせあがりであると他で読んだのも同じ時期だ。◆だから、この本は、まだ読まなくていい。まずは恋しなくちゃだからだ。ただ、抜け出られない苦しみに陥ったら読むといい。恋のすべての場面、喜びと苦しみはすでにここに書いてある。君の「恋」という「火事」を、いったんは燃え上がらせ、そして最後には見事に消火する、究極の一冊。〈K〉 紫雲国語塾通信〈紫のゆかり〉2012年9月号掲載
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コミュニケーションにおける「不公平」を甘受する者、返事がなくともなお、気軽にやさしく語りつづける者がいれば、そうした者には大変な自制心が、「母親」のものである自制心が、そわなっていることになるであろう p241 手紙
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面白かったです。バルトのフィクションへのスタンスやそれ自体をフィクションのスタイルにしてあるのがいいです。
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