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若未亡人母 息子と担任教師
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フランス書院/フランス書院 |
発売年月日 | 2005/10/26 |
JAN | 9784829613887 |
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若未亡人母 息子と担任教師
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奪われの絶望と奪い返しの欲望
泉水と書いて「いずみ」と読む「青山泉水」名義の目下唯一な2005年の作品。中学生の主人公宅へ家庭訪問に訪れた担任の教師に未亡人の実母が迫られていて、そんな昼下がりの情事を目撃してしまうところから始まるのは淫猥度が高い。その後も主人公が塾へ通っている間にやって来ては母に潜む被虐性を...
泉水と書いて「いずみ」と読む「青山泉水」名義の目下唯一な2005年の作品。中学生の主人公宅へ家庭訪問に訪れた担任の教師に未亡人の実母が迫られていて、そんな昼下がりの情事を目撃してしまうところから始まるのは淫猥度が高い。その後も主人公が塾へ通っている間にやって来ては母に潜む被虐性を炙り出すような責めを見せる担任教師である。実母もまた困惑しつつも昂らされては抗えなくなっていくいやらしさに満ちており、年齢不詳ながらその若々しい美貌の描写も相まった魅力がある。 そして、塾へ行くと言いながら行かず部屋に潜み、指を咥えて見ているしかなかった主人公が絶望から逆襲に転じる中盤以降は異なる雰囲気を纏いながら最終的に実母相姦へと至るのは息子としての幼い嫉妬心と男としての拙い嫉妬心が綯い交ぜになった独占欲と言える。最近の作風としてのいわゆる一竿主義からは逸れるものの、担任教師という対抗的な男の存在が主人公の感情を浮き彫りにし、その逆転を図ることで無意識下にあった「母を女と見る」想いが膨れ上がることに寄与している。 だからと言って自力で状況を変える力はない主人公。これを間接的にサポートする人物が現れる。代用教員として赴任していた女教師(23歳)である。担任教師とは同僚ながら作中に接点はなく、あくまでも主人公の悩みを聞き、その想いを成就させるために一肌脱ぐ存在となる。つまり、主人公の筆下ろし役と結果としての実母への見せつけ役である。実母へ矛先を向ける直前の演出はなかなか効果的と言える。 全体的に見ればインパクトの強い序盤に比べて1シーンをずっと描く終盤がやや弱いような、多少の時間経過を盛り込んだ実母との関係をもう少し読みたいような心持ちにもなるが、自分が目にした(実母がさせられていた)行為を意趣返しのようにトレースしながらお尻まで責めていく主人公の想いの深さや、息子の変化に戸惑い、憂い、哀しみながらもそれが愛情なのだと受け止めるようになっていく実母を官能小説ならではの歪んだ母子愛情物語として読めたのは良かった。
DSK