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以下、無用のことながら 文春文庫
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以下、無用のことながら 文春文庫

司馬遼太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2004/07/08
JAN 9784167663131

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商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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2023/10/03

 司馬さんの小説はほとんど読んだことがない、あの『坂の上の雲』も読んでいない。読まず嫌いということもないのだが、何となく敬遠してきてしまった。その代わりといっては何だが、『街道をゆく』シリーズはほとんど読んだし、エッセイがとても好きだ。歴史を通しての深い知見がちりばめられ、難しい...

 司馬さんの小説はほとんど読んだことがない、あの『坂の上の雲』も読んでいない。読まず嫌いということもないのだが、何となく敬遠してきてしまった。その代わりといっては何だが、『街道をゆく』シリーズはほとんど読んだし、エッセイがとても好きだ。歴史を通しての深い知見がちりばめられ、難しいことも分かりやすく説明してくれるし、ユーモアのある文章も多い。  本書には71篇もの文章が収録されており、どれも滋味に富んだ文章で、読んでいて気持ち良い。それらの中で特に興味を持って読んだのは、「浄土ー日本的思想の鍵」「蓮如と三河」「日本仏教小論ー伝来から親鸞まで」。なかなか分かりにくい日本の仏教、特に真宗について、司馬さんが丁寧に説明をしてくれる。

Posted by ブクログ

2018/12/31

好き・数奇=身を滅ぼすのも覚悟した精神の傾斜 知魚楽(荘子、秋水の句) 今治の農業土木学 ウラル・アルタイル語説 などなど、面白すぎる!

Posted by ブクログ

2015/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〝好きやねん〟という言葉が流行っていたころ、見聞きするたびにぞっとしました。ふつう、大のオトナが、女子中学生のような言葉をつかうでしょうか。〝きらいやねん〟というのも、おなじことで、好き・きらいという感覚語をできるだけ抑えて表現するのが、一人前の人間だと思うのです(むろん、人間には好き嫌いがあって、それを抑制するほうがいいということではありません。コトバの問題としてのみ考えてのことです)。 もしも科学者の全部が、この両極端のどちらかを固執していたとするならば、今日の科学はあり得なかったであろう。デモクリトスの昔はおろか、十九世紀になっても、原子の存在の直接的証明はなかった。それにもかかわらず原子から出発した科学者たちの方が、原子抜きで自然現象を理解しようとした科学者たちより、はるかに深くかつ広い自然認識に到着し得たのである。「実証されていない物事は一切、信じない」という考え方が窮屈すぎることは、科学の歴史に照らせば、明々白々なのである。(「おりにふれて」)

Posted by ブクログ