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あしながおじさん 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 1992/05/01 |
JAN | 9784102082010 |
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あしながおじさん
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商品レビュー
4.3
141件のお客様レビュー
心に残る言葉がたくさん詰まっています
あらすじを知っていても、いつも新鮮な感動をくれる物語。ジュディがおじさんに書く手紙から、生き生きとした彼女の毎日、生きる喜びが伝わってきます。卒業式のシーンを含め、心に残る言葉がたくさん詰まっています。
yoko
最後にどんでん返しが! 初めの方に伏線が張られていたが、足が長いとか身体的なものでは無いだけに「まさか!」と驚嘆してしまった。 青春文学の金字塔だ! 主人公のジルーシャがわんぱくで面白い。 勝手に改名したり、大学の奨学金を出してもらっているおじさん相手に「好きになれない、だとか...
最後にどんでん返しが! 初めの方に伏線が張られていたが、足が長いとか身体的なものでは無いだけに「まさか!」と驚嘆してしまった。 青春文学の金字塔だ! 主人公のジルーシャがわんぱくで面白い。 勝手に改名したり、大学の奨学金を出してもらっているおじさん相手に「好きになれない、だとか嫌い! 」と言い放ち、はたまた花を送られた際には 「愛してます」と手のひら返し。 資金援助してもらっていることを気に留めつつ、勉学に励んだり小説を書くなど自分の実力でのし上がっていこうとする律儀さが眩しかった。 それだけで彼女の生真面目で自分に厳しい人柄が伝わってくる。 そして終盤、彼女の前に好きな相手が現れる場面で、大きなコンプレックスとなっている孤児院のことが大体的に描かれる。 シンデレラのような展開に怯む彼女。 お金を出してもらっているのだから、恋愛の道ではなく小説家へ邁進するべきである。とここでも彼女はストイックに自らを律する。 あしながおじさんが誰かはさておき、姿を見せず手紙でジルーシャ(ジュディ)の動向を探っていた彼はもどかしい気持ちでいっぱいだったのではないだろうか? こんなに真面目で健気な女の子が、もうそこにいるのに、網を投げればかかりそうなのに、自分の手になかなか入らないなんて!! ジュディのなかなかの弁舌ぶりにアッパレだった。 彼女は厳しい口調で胸の内を手紙に書き記すが、どの手紙にもおじさんへの感謝の気持ちを忘れなかった。 おじさんのお陰で自分は学べる幸福があるのだと。 ラストシーンを是非映像でもう一度見てみたい! 好きな言葉。 P113 「想像力は私たちをほかの人の立場に置き換えさせてくれる。そうすれば誰でも親切で同情深くて理解を持つことができる。」 P136 「世の中には幸福が満ち溢れていて、自分の前に来たものを何でも受け入れる気にさえなれば、素直な気持ちでいれば誰でも満遍なく行き渡るだけ十分にある。」 P158 「幸福になる本当の秘訣は、現在に生きること。いつまでも過去のことを悔やんだり、未来を思い煩ったりしない。今のこの瞬間から最大限度の喜びを探し出すこと。」 「1秒1秒を楽しみ、自分がそれを楽しんでいることを自覚すること。例え物事が上手くいかなくても、人生の道ばたに座り込んで、小さな幸福をたくさん積み上げていく。」 P183 「人生はかなり単調なもの。人間は食べて、寝て、それを幾度も繰り返すだけ。食事と食事との間に何一つ思いがけないことが起こらなかったら、人生はどんなに味気無いものか。」
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2024/04/28読破 一言 女の子の成長と、紳士との日常にユーモアを交えた物語 感想 女の子の言い回しに感情が乗っていて、読んでいて状況が目に浮かぶことが多々ありました。表現も複数用いることで、ユーモアたっぷりな文章で読み進めるのが楽しかったです。なんとなく少女漫画みた...
2024/04/28読破 一言 女の子の成長と、紳士との日常にユーモアを交えた物語 感想 女の子の言い回しに感情が乗っていて、読んでいて状況が目に浮かぶことが多々ありました。表現も複数用いることで、ユーモアたっぷりな文章で読み進めるのが楽しかったです。なんとなく少女漫画みたいな感想でした。 「光源氏計画」に似ていると他コメントから学びました。 好きなフレーズ p159 ジュディ「私は大作家になれなくてもかまいませんから、人生ろ路端に座り込んで、小さな幸福をたくさん積み上げることにしました」
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