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幸福な王子 ワイルド童話全集 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:幸福な王子. ナイチンゲールとばらの花. わがままな大男. 忠実な友達. すばらしいロケット. 若い王. 王女の誕生日. 漁師とその魂. 星の子 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2003/05/01 |
| JAN | 9784102081044 |

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幸福な王子
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幸福な王子
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商品レビュー
4.1
92件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
⚫︎幸福な王子 幸福な王子の像は、町の醜さを見通して泣いている。 一羽のつばめは、幸福な王子の目から溢れる涙を見て お願いを聞いてあげることにした。 刀のルビーやサファイアの目、純金の肌も一枚一枚 剥がして、必要な人のところへ届けてあげた。 そして冬を越せないつばめが王子の足元で死ぬと、 鉛の心臓が真っ二つに割れた。 炉に入れても溶けない鉛の心臓とつばめの死骸は、 天使によって神のもとへ運ばれ、天国の庭で暮らす。 外見の美しさでしか判断できない偉い人たち。 二人の行いは、町の人々を一時的に豊かにしたけど また元に戻ってしまうと思う。 それでも二人が永遠に一緒にいられるのが救い。 ⚫︎ナイチンゲールとばらの花 若い学生は恋を叶えるために、ありもしない赤いばらを 欲しがる。ナイチンゲールは若者のために赤いばらを 探しまわる。夜通しきれいな歌を歌い、棘に心臓を 押し付けて、ばらに生き血を吸わせ、死んでしまう。 赤いばらに気付いた学生は少女に持っていくが、 「ドレスに似合わないと思いますわ、宝石のほうが 花よりずっと高価なことは誰でも知ってますものね」。 怒った学生がばらを投げ捨てると、 ドブに落ちて車輪に轢かれてしまった。 学生は恋なんて、と言って難しい本を読み出した。 ナイチンゲールな命をかけて赤いばらを作った。 恋は命にもまさるもの、恋は哲学より賢いもの、 権力より強いもの、と信じていたから。でも 学生も少女も、恋の尊さや美しさが分からないから、 赤いばらの価値にも気づかない、切ない。 ⚫︎わがままな大男 大男は美しい庭に子どもたちが入らないように、 高い塀を作った。すると庭に春が来なくなった。 子どもたちがいることで、春が来ると気付いた大男は 庭を遊び場として開放した。 いつか木のてっぺんに乗せてやった小さな子どもが 天国という庭へお連れしよう、と微笑んだ。 その後、大男は木の下で白い花で覆われて死んでいた。 全然わがままじゃない。過ちを素直に正せる、 優しい大男だと感じた。 「冬はただ春が眠っているだけで、花は休んでいるのだ」 「わしのところには美しい花がどっさりある、しかし 子どもこそ一番美しい花だ」という考え方も素敵だな。 美しい死に方。 ⚫︎忠実な友達 ハンスという正直な小男の、いちばん忠実な友人は 粉屋の大男ヒュー。いつもハンスから色んなものを 貰っていく。そのくせ冬は何も貰えるものがないから 会いに行かない。 ある日、ヒューが「壊れた手押し車をあげる」と 言い出してから、ことあるごとにこの話を持ち出して 頼み事をするようになった。 ヒューの息子が怪我をし、ハンスに嵐の夜の中医者を 呼びに行かせた。 帰り道、道に迷ったハンスは溺死した。 最初は、ヒューの役に立つことや友達がいることに 幸せを感じていたようだけど、大事なお花に水をやる 時間すら奪われて、どんどん不幸になっている。 友情を過信しすぎて、自分を削り過ぎている。 この話を聞かされた川ねずみは、 考えを改めるどころか怒って帰ってしまっているし、 本当に伝わってほしい人には響かないものだな。 ⚫︎王女の誕生日 こびとは自分の姿を鏡で見たことで、 自分に向けられたみんなの笑顔が嘲笑だったと知る。 そのショックで死んでしまったこびとに対し 「これから遊びにくるものは、心臓のないものにしてね」 心臓のあるおもちゃは要らないって! おそろしいよ〜。 王女にたぶん悪気はないところが、より苦しい。 アルジャーノンに花束を、に少し似てる。
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昔の空気は古典でしか得られない。 子供達に伝えたいこと、伝える為に大人達にも聞いてほしいこと、昔の人が何を考えて本をどの様に思っていたのかが感じられた気がしています。 たまにはこう言う本もいいよね。
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短編童話集。最初の方の幸福な王子やナイチンゲールとバラの花あたりはまずまず面白かったが、ちょっと読みづらかったかな。
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