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氷紋 講談社文庫
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氷紋 講談社文庫

渡辺淳一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 1978/04/01
JAN 9784061314573

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商品レビュー

3.2

7件のお客様レビュー

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2017/06/11

うわ… 夫のやり方… 石女(うまずめ)かぁ 酷い言葉があるもので… 教授の娘ということで一緒になった夫婦…そこに最初から愛はなかった…

Posted by ブクログ

2013/10/02

結婚って自分の第二の人生を決める大切な選択なのは言うまでもない。敬之は有巳子が教授の娘であること、また美しかったこともあり、自分の出世のために結婚した。有巳子もまた、心に思う人がいるのに、親の薦める敬之と結婚した。結局二人は愛し合うことも、理解しあうこともなく結婚生活を続けた。 ...

結婚って自分の第二の人生を決める大切な選択なのは言うまでもない。敬之は有巳子が教授の娘であること、また美しかったこともあり、自分の出世のために結婚した。有巳子もまた、心に思う人がいるのに、親の薦める敬之と結婚した。結局二人は愛し合うことも、理解しあうこともなく結婚生活を続けた。 どちらが悪いかといえば、有巳子の方がより悪いと思う。実際には久坂のことも裏切っていたと思う。最後の敬之の復讐は有巳子を傷つけるには充分すぎるものだった。 人生で大切なことを決断する時は、自分の本心の声をいつも聞いていたい。

Posted by ブクログ

2012/10/22

文学作品と娯楽作品。 その境目はどこにあるのだろう。 文学作家 渡辺淳一が書くと、日本文学、純文学作品になるが、名前が変わると単なる痴情小説になってしまうのでは? なんとなく登場人物が、和服を着て、昭和の時代の雰囲気を醸し出すと文学なのかな~なんて思ってしまう。 医大の将来有望...

文学作品と娯楽作品。 その境目はどこにあるのだろう。 文学作家 渡辺淳一が書くと、日本文学、純文学作品になるが、名前が変わると単なる痴情小説になってしまうのでは? なんとなく登場人物が、和服を着て、昭和の時代の雰囲気を醸し出すと文学なのかな~なんて思ってしまう。 医大の将来有望な医師を娘婿に迎える大学教授。 婿に入った医師は順調に出世をたどるその影には、ライバルがおり、ライバルを蹴落すための確執が。 教授婦人となった箱入り娘は、蹴落とされていくライバルに気を惹かれていく。 ここで高貴な教授婦人が、恋に走り体を許してしまう展開になる。 なんとなくこれで文体やモノの表現が時代がかっていると文学になってしまうのだろう。 私のような斜に構えた読者は文学にはそぐわないのか。。。

Posted by ブクログ

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