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牧逸馬の世界怪奇実話 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:切り裂きジャック. ハノーヴァーの人肉売り事件. マリー・セレスト号. タイタニック号沈没. マタ・ハリ. テネシー州、猿裁判. ローモン街の自殺ホテル. 双面獣. クリッペン事件. ウンベルト夫人の財産. 女王蜘蛛. ドクター・ノースカット事件. ブダペストの大量女殺し. 浴槽の花嫁. めりけん・じゃっぷ、牧逸馬の謎 島田荘司著 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2003/12/08 |
JAN | 9784334735777 |
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牧逸馬の世界怪奇実話
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
谷譲次、林不忘、牧逸馬のペンネームで大正から昭和にかけて文壇の寵児として活躍した長谷川海太郎氏が纏めた『世界怪奇実話』をこの度、島田氏の手によって精選し、纏められたのが本書。前書きに島田氏自身の言葉で「ミステリー愛好家必携の書」と謳われているが、個人的にはさほどとは思わなかった。 『「怪奇」実話』と銘打っているからには、さほど陰惨な事件かつ奇妙で常識離れした話ばかりだろうと憶測していたが、内容的にはかつて私が少年時代に学校の図書館で読んだ、『世界の七不思議』とか『世界のスパイ大百科』とか『世界の不思議話』とかの領域を脱していない。 「タイタニック号沈没」、「マタ・ハリ」、「テネシー州、猿裁判」なんぞは全く怪奇実話ではない。単に作者牧逸馬が興味ある題材を取り上げただけである。 その他においては「切り裂きジャック」、「人肉売り」、「自殺ホテル」、「大量女殺し」など確かに怪奇実話であるが、なぜか妙に世界に入り込めなかった。 多分今回の島田氏の仕事は、単に牧氏の『世界怪奇実話』を本当に選定しただけだろう。その作品には一切の手が加えられていないのは間違いない。なぜなら島田氏ならばもっと迫真的にルポしたからだ。逆に云えば、島田荘司/編と銘打たれていることから、島田氏の手による改稿がなされているかとこちらが先入観で思ってしまい、そのクオリティを求めたがゆえに、こちらの思惑と文体や構成とが乖離してしまったのが原因だと思った。 云い換えれば、如何に島田氏のノンフィクション物が面白く、上手いかを再認識させられたという事になる。 今回の内容で気になったのが「タイタニック号沈没」と「ローモン街の自殺ホテル」の2編。 「タイタニック~」は平成の世の大ヒット映画『タイタニック』を想起させる内容で、しかも語られている色んなエピソードについて映画の中でも描かれているのが興味深い。読中、島田氏が映画を踏まえて手を加えたかと錯覚した。 「~自殺ホテル」は内容がウールリッチのホテル探偵ストライカー物の短編「ただならぬ部屋」を想起させた。というよりも最後の真相以外、ほとんどそのままである。恐らくウールリッチはこの事件を翻案にしてこの短編を物したように思われる。ならばウールリッチの他の短編にも原案となる実際の事件があるのかもしれない。 実はこういう実際に起こった奇妙な事件のノンフィクション物には期待していた。しかしその期待に沿う物ではなかったのが残念なところ。扱われている事件は非常に興味深い。「ハノーヴァーの人肉売り事件」、「双面獣」、「ブダペストの大量女殺し」など、事件はかなりの戦慄物だ。 ただもう一つ足りなかった。GW中に読んで今一つ内容に没入できなかったというのもあるかもしれないが、やはり島田氏の手による作品が読みたかったというのが期待値の正体だろう。
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牧逸馬という人が集めた世界中の残虐事件や謎を、島田荘司が編集して紹介しています。 小説を超えるようなグロテスクな事件が、実際に起こってるんですね。個人的には、ドイツの人肉売りの話が一番恐ろしかったです。文中に、犯人は街の人からも愛される人の良い顔をした男だと書かれていたので、ネッ...
牧逸馬という人が集めた世界中の残虐事件や謎を、島田荘司が編集して紹介しています。 小説を超えるようなグロテスクな事件が、実際に起こってるんですね。個人的には、ドイツの人肉売りの話が一番恐ろしかったです。文中に、犯人は街の人からも愛される人の良い顔をした男だと書かれていたので、ネットで調べてみたのだが、たしかに少年を何十人も殺して人肉を売っていた男とはとても思えない風貌だった。 世の中には恐ろしい人間がいるのだなあ。 犯罪以外にも、マリーセレスト号や、タイタニックなど、世界史に残る謎も収録されていておもしろい。 書き方は、ノンフィクションだけあって小説風ではないが、事実だけを並べた堅苦しい文章というわけではなく、ちょっとした物語(?)という感じで読みやすい。
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牧逸馬という人が、世界の怪奇な事件や事故をミステリ小説風に紹介したものを島田荘司が編集したもの。 「マタ・ハリ」がまるで映画みたいで圧倒された。「マリー・セレスト号」は怪奇小説のようなオチだし「ローモン街の自殺ホテル」「ドクター・ノースカット事件」は、完全にミステリー小説だった。...
牧逸馬という人が、世界の怪奇な事件や事故をミステリ小説風に紹介したものを島田荘司が編集したもの。 「マタ・ハリ」がまるで映画みたいで圧倒された。「マリー・セレスト号」は怪奇小説のようなオチだし「ローモン街の自殺ホテル」「ドクター・ノースカット事件」は、完全にミステリー小説だった。ノンフィクションだと忘れるくらい、物語として面白く読ませる筆力がすごいと思った。そしてふっとこれが実際にあった事件なのだと思って背筋が凍る。事実は小説よりも奇なり、ですね。
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