
- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1224-26-01
集中講義 織田信長 新潮文庫

定価 ¥481
220円 定価より261円(54%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2006/05/29 |
JAN | 9784101288512 |
- 書籍
- 文庫
集中講義 織田信長
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
集中講義 織田信長
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
織田信長を17の項目で解説。 改革者というより改良者としての面が論じられている。それにしても浅井長政の裏切りでの即撤退の決断は本書にあるように当時の価値観や見栄、プライドから考えてもなかなかできない事ではなかろうか。天才かどうかはさておき決断力と判断力が優れていると思われる。
Posted by
織田信長と言う人物は本当に、時代の寵児とか怪物とか言われ、その短い生涯もあいまって非常にこういった分析本がでているし、もっとも日本人に愛されている歴史上の人物だと思う。 かくいうあたしも大好きで、横にいたら3分くらいで切り殺されるんだろうなと思いつつ、この人にまつわる小説なども...
織田信長と言う人物は本当に、時代の寵児とか怪物とか言われ、その短い生涯もあいまって非常にこういった分析本がでているし、もっとも日本人に愛されている歴史上の人物だと思う。 かくいうあたしも大好きで、横にいたら3分くらいで切り殺されるんだろうなと思いつつ、この人にまつわる小説なども多く読んでいる。例えばマンガで言えば信長交響曲、小説であれば信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス などなど。 この本は最初に分析角度を17とし、分析を加えてゆくというので面白いと思って読み始めたのだが、結果として通常の分析と特に差異のないものでがっかりだった。最初は丁寧に読んでいたが後半めっきりナナメ読み。ふーむ。 たまに思うのだけど、世の中にこれだけ血液型による分析とか性格判断だとかあまたの本があり、かつネットを見れば有象無象の通称・専門家たちがことあるごとに事象を語っているのに、どうして歴史上の分析だけはこうも、事実(いや史実か)をずらっと机に並べて、あとは言い方悪いけど「こうだと思う」的な推測がまかり通っちゃっているんだろう。本当に不思議。 例えば血液型分析だってあってもいいと思うし、あるいは持病や死亡時の症例などから精神分析や心理分析が加えられたっていいと思う。色の好みや戦闘の方法などから、戦術以上に性格や嗜好がわかってりしないのかしら?と、思うのだけど。 いつだってプラクティカルに分析が叫ばれるのに、歴史だけはなんか、あて勘みたいなのがアタリマエってのがあたしにはひどくフシギだ。もちろん歴史だから真実がすべて描かれているとも限らないし事実のほどは定かではないというのはあると思うけど、でも、史実もあいまい、分析もあいまい、よりは片方(後者)にそこそこ裏づけがあるほうが少しでも精度があがる、なんてことないんだろうか。 脳科学者による、とか、臨床心理学から紐解く、とか、そういった分析の加味された歴史本、ないのかな?あたしが不勉強で、知らないだけなんだろうか。
Posted by
織田信長は「いきなり降臨した天才」ではない。 時代の必然から生まれたのだ。 最新の学界の成果を取り入れながら、戦国期歴史学 の第一人者が検証する。 最新の学界の成果を取り入れたとあるが、参考文献 一覧が無いため、何を参考にしているのかがわから ない。(史料には本文中で言及がある...
織田信長は「いきなり降臨した天才」ではない。 時代の必然から生まれたのだ。 最新の学界の成果を取り入れながら、戦国期歴史学 の第一人者が検証する。 最新の学界の成果を取り入れたとあるが、参考文献 一覧が無いため、何を参考にしているのかがわから ない。(史料には本文中で言及がある) 学者先生の著作ゆえに残念なところである。 天才ではないといいながら、信長を絶賛している事 に変わりはない。 まあ、たしかに信長はすごいのかもしれないが、 本書を読んだからといって、従来型の信長像が一新 される訳ではない。 本書は信長に学ぶ的なビジネス書によくあるような、 匂いを醸し出している。訴える説の良しあしは別とし て、脇田本のような重みに欠けるのは残念なところで ある。 気になった点がいくつかある。著者は荒木村重の謀反 の原因として、荒木が摂津守護であり、本来なら信長 より上で、格下の信長家臣の軍事指揮下に入ることを 快く思っていなかった事が伏線であったと推定してい る。しかし、元は池田家家臣だったのが信長に取り立 てられ、摂津の有力大名となった事を考えると、成り 立つ話ではない。
Posted by