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青春を山に賭けて 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 1977/01/08 |
JAN | 9784167178017 |
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青春を山に賭けて
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商品レビュー
4.4
36件のお客様レビュー
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明大で山岳部に入る頃から、五大陸最高峰の単独登頂を果たすまでの手記。 (ヤマ屋のバイブルのひとつらしい。ヤマケイ誌の読者投票でも、8位に入っていた) * 読中、何度も浮かんで来たのは「愚直」という単語だった。あだ名は「ドングリ」だった。不器用だった。でも逆にそれをバネにして、余人の到達し得ない高みを踏んだ。 冒険には才能がいる。 へこたれない、諦めない。そして、思いこむ力である。 功名心がまったくなかったとは言えない。が、動機はいつも単純だった。心の赴くまま、ただ行きたい方向へと、思いこんだら一途に、どこへでもひょいと出かけて行く。実行に躊躇はない。 ふつふつと沸き上がってくるもの、それが才能というものにほかならない。 * また一節に、こうある。 「冒険--それは、まず生きて帰ることである。」 生きて帰り、語ることができて初めて、それは冒険と呼ばれる。 氏は、厳冬期のマッキンリー登頂を成し遂げたあと、雪原に消えた。クレバスに落ちてもひっかかるようにと、氏が考案した旗竿をつけたまま。 だから、最期の旅は未だ冒険にはなっていない。 氏はいま、どこの途中を彷徨っているのだろうか?
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