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ムーミン谷の冬 講談社文庫
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ムーミン谷の冬 講談社文庫

トーベ・ヤンソン(著者)

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ムーミン谷の冬 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1979/11/01
JAN 9784061380967

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ムーミン谷の冬

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商品レビュー

4.1

45件のお客様レビュー

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2010/05/28

冬になりムーミン一家…

冬になりムーミン一家は冬眠に入るが、春になる前にムーミントロールだけが目覚めてしまう。いつもより少し静かな違った魅力のムーミン谷の物語です。おしゃまさんなど、新しいキャラクターも出てきます。

文庫OFF

2021/05/25

北欧ならではの冬を舞台にムーミンが成長していくものがたり。今まで読んだムーミンの中で一番好きかもしれない。 私は一日中太陽が昇らない冬を知らないけれど、極夜のある地域で暮らすひとびとはこんな風に太陽を待ち焦がれるのだろうかと想像しながら読んだ。 ムーミンは、この冬、世の中にい...

北欧ならではの冬を舞台にムーミンが成長していくものがたり。今まで読んだムーミンの中で一番好きかもしれない。 私は一日中太陽が昇らない冬を知らないけれど、極夜のある地域で暮らすひとびとはこんな風に太陽を待ち焦がれるのだろうかと想像しながら読んだ。 ムーミンは、この冬、世の中にいろいろな人がいること、知らない世界に足を踏み入れること、自分にとっては理解不能な人や、相容れないと思っていた人と上手くやること などを知っていく。 なによりムーミンママの優しさと懐の深さに心が温まった。お金に支配されている現実世界ではなかなか、こうはできないけど、自分もママを見習いたいと思った。 

Posted by ブクログ

2016/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ムーミンシリーズは、意外と話が暗いかんじがして、最後まで読めなかったのです。が、妊娠中に無性に児童文学が読みたくなってチャレンジしました。。私としては、冬がつわりの時期と重なり、春に体が楽になったので、本と一緒に冬を乗り越えて、個人的すぎますがぴったりはまりました。 はじめは冬自体も冬の客人も嫌いだったムーミンが、だんだん冬を生きる者たちに寄り添えていけるようになるところがよいです。 春を迎えておしゃまさんが言う言葉が印象的でした。 「ここにりんごの木がはえてたね、とぼくがいったら、きみは、いまは雪がつもってる、と返事しただけだった。ぼくのさみしがっていたのがわからなかったの?」「どんなことでも自分で見つけ出さなきゃいけないものよ。そうして、自分ひとりで、それをのりこえるんだわ」 ムーミンと一緒に冬を越えて成長したかんじ。やっぱり途中で読むのを辞めてはわからないこともあるなあ。

Posted by ブクログ

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