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悪霊島(上) 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川グループパブリッシング/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2012/05/01 |
| JAN | 9784041304679 |

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悪霊島(上)
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商品レビュー
3.7
23件のお客様レビュー
著者最後の長編。金田…
著者最後の長編。金田一耕助が磯川警部と共に思い出深い瀬戸内海で殺人事件に巻き込まれる。トリックはそれほどでもないが、ストーリー全体を覆う雰囲気や所々に出てくるエピソードが金田一ファンの心をくすぐる。
文庫OFF
「あいつは体のくっついたふたごなんだ」 「あいつは平家蟹だ」 「あの島には悪霊がとりついている」 「鵼のなく夜に気をつけろ」 ……と、奇妙なセリフで始まる本作。ドジャーン!とばかりに切って落とされる幕開けに、これこれぇ!とテンションが上がってしまいました。横溝正史の唯一無二の雰囲...
「あいつは体のくっついたふたごなんだ」 「あいつは平家蟹だ」 「あの島には悪霊がとりついている」 「鵼のなく夜に気をつけろ」 ……と、奇妙なセリフで始まる本作。ドジャーン!とばかりに切って落とされる幕開けに、これこれぇ!とテンションが上がってしまいました。横溝正史の唯一無二の雰囲気はたまらんです。 まったく、これだけ不穏な空気をよく作り出せるものだと感心するしかありません。 成功してかつて追い出された島に帰ってきた勝利者、島に残り続ける者、「いちどはなんでも見てやろう君」……誰も彼もがそれぞれの思惑を持って刑部島に集う。その島には不審な行方不明者もおり、本州では強請りを繰り返してきた市子(いたこ)が何者かに殺され、どこで不安がピークになるのかというところで、上巻終盤でやっと(?)殺人事件が起こります。 久々の方言全開で進むお話に最初はちょっと苦戦しましたが、ぐいぐい引き込まれていくのが横溝作品。 この殺人はまだまだ序の口としか思えませんが、下巻で一体どうなっていくのか。 風光明媚な瀬戸内海の描写に想像力を膨らませつつ、いざ下巻。 それにしても、本筋に関係ないのですが「とおみんさる」はどんなニュアンスなのでしょうか……? 〜だそうな、〜なので、的な意味かなと思いつつ、調べてもはっきり出てこないのでモヤモヤ。。
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作者最晩年の作品だが全く衰えを感じない。舞台は昭和42年、高度経済成長期の日本だが、過疎が進む瀬戸内海に浮かぶ孤島「刑部島」が舞台であり戦後が舞台の『獄門島』や『悪魔の手毬唄』と変わらぬ雰囲気が味わえる。ちょっとした怪奇趣味もあって面白い。
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