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続 氷点(下) 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/朝日新聞社 |
発売年月日 | 1978/06/15 |
JAN | 9784022601544 |
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続 氷点(下)
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
ラストが意外なほど唐突だった印象。何度か読めば、また違った印象になるのかもだけど。みんな幸せになれたのかな?とかそんなこと思った。ん?幸せって何かね???
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テーマは「罪と赦し」? 甘酸っぱい青春小説のようにも読めました。 終盤の流氷の描写は圧巻でした。
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私が三浦綾子さんの小説に出逢ったのは、中学生の頃。 幼いながらに衝撃を受けて、 「三浦さんの本は一生読んでいこう。何度でも読もう。」と 心に決めたことを覚えている。 あれから何冊、何度読んできただろう。 読む度に気付きがあり、考えさせられる。 私が自分の生き方を考え...
私が三浦綾子さんの小説に出逢ったのは、中学生の頃。 幼いながらに衝撃を受けて、 「三浦さんの本は一生読んでいこう。何度でも読もう。」と 心に決めたことを覚えている。 あれから何冊、何度読んできただろう。 読む度に気付きがあり、考えさせられる。 私が自分の生き方を考える大きな土台になってくれたのは、 三浦綾子さんと灰谷健次郎さんの本だと思う。 出逢えて良かったと、心から想う。 特に中学生時代にこのお二人の本に出逢えたことは本当に幸せなこと。 三浦綾子さんの本と出逢って、 自分の生き方・生きる意味を考えた。 灰谷健次郎さんの本と出逢って、 「子ども達の生命に添って」歩むことを考えた。 今回は実は「氷点」を読み返そうと思ったのだけれど 「氷点」が見当たらなかったので「続 氷点」を先に読み返すことにした。 陽子のまっすぐな考え方をみていると、 懐かしいようで、眩しいようで、苦しいようで、ほっとするようで……。 はからずも、今の私と陽子とは同い年である。 自分で自分を律する陽子の姿勢に頭が下がる。 しかし、その下げた頭を何もせずにまた上げようとする自分に気づく。 それではまた同じことの繰り返し。 自分は、何をするのか。何ができるのか。 本当の「正しさ」とは何か。 そもそも、そんなものが存在するのか。 罪の無い人など、存在しないのではないか。 作品全体を通して根底に流れる、「原罪」と 「果たして、人間が人間を裁くことはできるのか」という問いかけを感じ取り 自分自身を振り返ることになった。 「氷点」の上下巻も絶対に再読したい。 (2010.05) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― (メモ:中等部3年のときに読了。 その後、購入し、何度も読みました。)
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