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吸血鬼は殺し屋修業中 コバルト文庫

赤川次郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2007/06/27
JAN 9784086010351

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2022/02/08

『吸血鬼が十字架や聖水に弱い、とされているのは、いわばキリスト教の「PR」のためのフィクションなのである。』 という、本書の文章を読んで思わず、クスッとすると共に、赤川さんの博識ぶりが伺える。 私が初めて、赤川次郎さんの作品を読んだのは、中学生時代に遡り、『吸血鬼はお年ごろ』...

『吸血鬼が十字架や聖水に弱い、とされているのは、いわばキリスト教の「PR」のためのフィクションなのである。』 という、本書の文章を読んで思わず、クスッとすると共に、赤川さんの博識ぶりが伺える。 私が初めて、赤川次郎さんの作品を読んだのは、中学生時代に遡り、『吸血鬼はお年ごろ』シリーズの五作目にあたる、『吸血鬼は良き隣人』(確か、クリスマスの物語)で、久しぶりに読みたいなと思ったのですが、図書館にあったのが本書のみで、まあ、赤川さんのシリーズものは、そんなに初期設定は変わらないでしょ、と軽く考え、借りることに。 さっそく開いてみると、私の頃にはおそらく無かった登場人物紹介なるものがあったが、一気に懐かしい思いに。 エリカと千代子とみどりの三人娘に、クロロック、涼子に虎ちゃん。 よし、とりあえず、知らない人物がいなくて、まずはひと安心。 主人公の「神代エリカ」は、吸血鬼である父親の「フォン・クロロック」と人間の母親の娘であり、その血筋により、常人を超える能力を持っていて、彼女とクロロックが力を合わせて難事件を解決する、といった内容が主なのですが、今考えると、すごい設定だな(^_^;) しかも、クロロックは会社の社長として、人間社会に自然と溶け込み、その個性ある人柄を買われ、皆から慕われている……おそらく、中学生の頃の私は、ファンタジー小説も読んでいたから、それと似たような感覚で深くは考えずに楽しんでいたし、クロロックが父親だったらいいのにな、なんて思っていました。 物語自体は、コバルト文庫が少女向け小説なのもあって、単純明快ですが、赤川さんの作品に見られる、平等で公平な優しい視線は一緒です。 本書においても、命の大切さをしっかり教えたり、大人の恋だからといって、即、悪いこととは断言せず、固定観念に惑わされないで、自分の目でしっかりと現実を見ることが大事など、そうした人生において大切となるであろうことを、少女向けだからといって軽いものにしていない。 そうした公平さにかけて、赤川さんは本当に手を抜かない方で、そこが、赤川さんの作品に見られる魅力のひとつだと思います。 また、本書ではあまり無かったのですが(クロロックの後妻、涼子の出番も少なくて残念)、よく登場人物全員がそろって、食事をする場面があり、そこでのアットホームで温かい雰囲気がとても好きなんです……別に、このシリーズに限ったことではないけれど、その場面を読む度に、赤川さんの人柄が垣間見えるようで、だから赤川さんの作品は好きなんだよなと気づき、ここ数年、本当にご無沙汰だったのですが、これでまた私の心に火がつきました。

Posted by ブクログ

2011/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

吸血鬼の親と娘のシリーズの3作品。 吸血鬼は殺し屋修業中 吸血鬼の秘湯めぐり 吸血鬼は怒りの日に 吸血鬼なのに人間以上に人間らしく、正義感がある。 人間以上の超能力があり、催眠術もかけれる。 恐怖小説でもあり、どたばた喜劇でもある。

Posted by ブクログ

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