![たんぽぽのふね](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001555/0015551539LL.jpg)
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たんぽぽのふね
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新風舎/新風舎 |
発売年月日 | 2007/03/15 |
JAN | 9784289017423 |
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たんぽぽのふね
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商品レビュー
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表紙の女の子が背負っているのは、たんぽぽの綿毛で、何か大きさのバランス比がおかしいのではと、思われるかもしれませんが、実は、女の子「ぽぽん」の背は、妖精のように小さくて、普段は、たんぽぽの上に、友達の犬の「ぽんた」と住んでいるのです。 まるやまあやこさんに興味を持ったきっかけは...
表紙の女の子が背負っているのは、たんぽぽの綿毛で、何か大きさのバランス比がおかしいのではと、思われるかもしれませんが、実は、女の子「ぽぽん」の背は、妖精のように小さくて、普段は、たんぽぽの上に、友達の犬の「ぽんた」と住んでいるのです。 まるやまあやこさんに興味を持ったきっかけは、この前読んだ、「母の友 2023年3月号」の「絵本作家の自由帳」でして、そこに描かれていた、夜空の星がきらめく中、大きなたんぽぽの綿毛の中で眠るキリンの絵に惹き付けられて、気になり調べてみたら、同じたんぽぽを題材にした、この絵本の存在を知りました。 たんぽぽのイメージである、鮮やかな黄色一色に塗られた見返しを捲って、本編に入ると、早速たんぽぽに腰かけた、ぽぽんとぽんたが目に留まり、その背景には紗をかけたような幻想的な趣がありながらも、色合いには、とてもふんわりとした柔らかいものを感じられて、全体として、独特な明るい雰囲気を醸し出しています。 物語は、たんぽぽの綿毛がどこに飛んでいくのか、見に行きたいと思い立った、ぽぽんが、クレヨンで描いた愛らしい絵柄(たんぽぽのふね)を、ぽんたに見せて、一緒に作りますが、その過程を見ていて、興味深いのは、ぽぽんの背丈に合わせているから、たんぽぽのわたげがとても大きくて、事細かに見ることが出来ることで、改めて綿毛って、白い傘のようでもあるし、白い骨組みだけになったイチョウの葉っぱにも見えて、面白い。 そして、ついに完成された、たんぽぽのふねは気球のような可愛らしいもので、風に乗って空へ浮き上がると、「わあ、すごい!」と、二人とも嬉しそう。 しかし、綿毛はどんどん抜け落ちて、そのまま地面に落ちてしまい、そう簡単に上手くはいかないかと思っていたら、そこにやって来た、うさぎやねずみ達に案内された、たんぽぽの森を見て、ぽぽんは新たなアイディアが芽生え、再度、絵を描くのですが、その絵を他の動物たちは興味津々に覗き込んでいて、何かワクワクした雰囲気に思われるのは、おそらく、ぽぽんの描いた絵が実際に子どもに描かせたかのような、想像力を刺激する楽しさに満ちたものであるからであり、これは、読み聞かせの時の、子どものリアクションも、そんな楽しさを予感させるものがありそうで、こうした雰囲気作りに、まるやまさんのお人柄が覗える気がしました。 そして今度は、ぽぽんとぽんただけでなく、たくさんのあらゆる動物たちが一堂に会し、一致団結、協力し合って、新たなたんぽぽのふねを作ろうとする様子には、見ていてとても微笑ましいものがあることに加え、人間と動物たちが互いに手を取り合って、共存していくことの素晴らしさを唱えた、平和と感謝のメッセージとも感じさせられて、最後の、牧歌的で爽やかな青空をバックにした絵には、そんな喜びが表れているようで、とても印象的でした。
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とある企画展でこの絵本を知りました。 たんぽぽの綿毛がどこへいくのかという興味から、たんぽぽの綿毛をあつめて船をつくるお話。 絵が細かくて、大きな船をつくるのを手伝う動物たちの動きが面白いです。 私は、葉っぱに穴を開ける鳥が好き。 この人の作品は他にもあって、どれも心温まる内...
とある企画展でこの絵本を知りました。 たんぽぽの綿毛がどこへいくのかという興味から、たんぽぽの綿毛をあつめて船をつくるお話。 絵が細かくて、大きな船をつくるのを手伝う動物たちの動きが面白いです。 私は、葉っぱに穴を開ける鳥が好き。 この人の作品は他にもあって、どれも心温まる内容で好きです。
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