ラテン語のしくみ

小倉博行【著】

• 内容紹介: //付属品～CD1枚付
• 販売会社／発売会社: 白水社/白水社
• 発売年月日: 2007/04/15
• JAN: 9784560067789

商品レビュー

2023/03/05

図書館で借りた。
欧米の古語・古典であるラテン語について、しくみをざっくり学べる本。

最初がいきなり発音で驚いた。
語順も英語と全く異なり（日本語に近いのは嬉しい）、性を持っていたり、疑問文はそのまま"?"を付けるだけなど、簡単な文法を学ぶことができた。

このシリーズは、気軽に新しい言語をさらっとだけ学ぶことができるので、楽しい本。

2012/04/24

ラテン語がどんな仕組みか、ざっと紹介してある一冊

ざっと、というのがポイント。もちろん本の半分以上は文法の説明だけれど、活用表が出てこないだけでこれほど威圧感が減るとは思わなかった。文章も語り口調なので読みやすい。
まずはこれで入門して、いけると思ったら次の参考書を探し、本格的に勉強してみてはいかが？といった感じの一冊。

2012/04/22

ラテン語の扉を叩く前に読むような本。単語が男性、女性、中性に変化してくるあたりから、ん？って感じですが、そういえば知っているラテン語を思い出した thermae Romae あ～、ようやく親しみを覚えてきた。ちなみにRomaeは場所を表す専用の形のようです。ローマ人の物語を読んでいるのでカエサルの名言 Veni,Vidi,Vici.(見た、来た、勝った)とかjacta alea est.(賽は投げられた)なんて出てきてより興味が湧いてきます。ちなみにラテン語の発音はローマ字読みでいけるので平たい顔族には有利なようです。いつかカエサルやキケロの原典でも読んでみたい気もしますが、いつか…ね。まずはテルマエ・ロマエ読もうかな。