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鉄の物語 化学の物語4
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鉄の物語 化学の物語4

カレンフィッツジェラルド【著】, 竹内敬人【監修】, 藤田千枝【訳】

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鉄の物語 化学の物語4

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大月書店/大月書店
発売年月日 2006/10/20
JAN 9784272405749

鉄の物語

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2011/06/01

この物語で語られていることを、いくつか箇条書きに。 一、人類が初めて見た鉄は隕石。二、世界最古の鉄は紀元前41世紀ごろのエジプト。宝飾品として。鉄はさびるが、隕石の鉄はさびない。ニッケル含有。三、戦争で鉄を利用したのがケルト人。青銅ではなく、鋼の剣で欧州を席捲。これで鉄器の技術...

この物語で語られていることを、いくつか箇条書きに。 一、人類が初めて見た鉄は隕石。二、世界最古の鉄は紀元前41世紀ごろのエジプト。宝飾品として。鉄はさびるが、隕石の鉄はさびない。ニッケル含有。三、戦争で鉄を利用したのがケルト人。青銅ではなく、鋼の剣で欧州を席捲。これで鉄器の技術が欧州に定着。四、鉄の生産が一気に飛躍するのは19世紀。木炭からコークスに変わり、鉄の価格が下がった。産業革命の波はつづき、鉄の需要は拡大。19世紀中葉、鋳鉄から炭素をはやく取りのぞくようになり、鉄は安価になった。五、16世紀、英国人ギルバートは羅針盤が北を指すとき、針がほんのすこしだけ地面に傾いているのを発見。地球そのものが巨大な天然磁石なのでは? と推測。正解! 六、英国人ファラデーは、磁気からも電気をつくりだせると考えた。電線を巻いたコイルを磁界のなかで回転させると、つねに磁界が変化するので電気が発生。これが発電機の仕組み。七、モーターは、発電機と逆のはたらきをする。電線を巻いたコイルに電気を流すと磁界ができる。磁界によりコイルは回転する。だからドライヤーも回転する。八、ハードディスクには半永久的に磁化できる磁性体がつかわれ、データが記録される。磁性体は酸化鉄のうすい層で、磁石の記録ヘッドがその上をうごくと磁化。酸化鉄は永久に磁化されるわけではないので、データの書き換えが可能になる。九、鉄原子の電子は、一方向の回転をするものが反対方向の回転をするものよりも多いので、それぞれの鉄原子はちいさな磁石だとみなせる。鉄片が磁界のなかにはいると、きれいに同じ方向をむくので、大きな磁石となる。強磁性。十、身体のなかの鉄の重さは、だいたい釘一本ほど。etc。。 退屈な鉄? 小学校高学年くらいからチャレンジしよう!

Posted by ブクログ

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