わたしの家族はどこかへん？ 機能不全家族で育つ・暮らす 10代のセルフケア5

レイモンド・M.ジャミオロスキー【著】, 水澤都加佐【監訳】

• 販売会社／発売会社: 大月書店/大月書店
• 発売年月日: 2006/12/15
• JAN: 9784272405459

商品レビュー

2020/09/05

ドラッグのように、明らかに犯罪であれば、「家族でもこれは良くない」と思えるかもしれない。
でも、犯罪じゃないけど針が振り切れている親だと、「これが当たり前」になっちゃうのじゃないかな。
そんな気がする。怖いことだけど。

子供自身が、「自分にとって何が悪影響か」を判断するのって、けっこう大変。
たくさん事例を知らなきゃいけないし、そもそも知ろうとするのだって、「もしかして違うのかも？」と気付かないと始まらない。

そうなる前に諦めちゃうことのないよう、いろいろな情報に触れる機会が必要だと思った。

2014/09/19

どうやってあなたが生まれたかよりも、生まれたからにはどう生きるかの方が大切。
でもそれより大切なのは、どう生きるかが一番大切であることを感情に納得させることだ。

機能不全家族は自尊心を破壊する。機能不全家族が自尊心を育てることはない。
健全な自尊心を持っていないと、決断も実行もできない。

「あなたのことは愛してるけど、あなたの言葉遣いや振る舞いには我慢できないの」

『共依存を理解する』ウェグシャイダークルズ夫妻

本とかにはよく自助グループや公的支援が助けになってくれるとあるけれど、助けになってくれそうな組織を探し出すことは大変すぎる。
調べ方を知らないだけなんだろうか。
本当に助けになってくれる団体や人がこの世にあるの？自分でするほか無いんじゃないの？信じられない。