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第八森の子どもたち 福音館文庫 物語S-51
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
| 発売年月日 | 2007/05/15 |
| JAN | 9784834022780 |

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第八森の子どもたち
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商品レビュー
4.8
10件のお客様レビュー
1977年金の石筆賞(オランダ) 戦時中の話なのに、読み終わって一番感じるのは郷愁だった。 貧しく汚く窮屈な疎開生活なのに、こんなにも濃密で特別な時間。 だけど戦争は勝手に始まり勝手に終わってノーチェはただ振り回され、奪われる。 ノーチェの悲しみと怒りがストレートに伝わってきた...
1977年金の石筆賞(オランダ) 戦時中の話なのに、読み終わって一番感じるのは郷愁だった。 貧しく汚く窮屈な疎開生活なのに、こんなにも濃密で特別な時間。 だけど戦争は勝手に始まり勝手に終わってノーチェはただ振り回され、奪われる。 ノーチェの悲しみと怒りがストレートに伝わってきた。 11歳のノーチェが悟ったこんな一文に胸が締め付けられる。 「すべてのできごとには、どうにもならない流れがあって、いったんはじまったことは、もう、もとにはもどらないのだ」 また、本書では老若男女のオランダ人の他に、ドイツ兵、脱走兵、少年兵、ユダヤ人家族、抵抗運動に関わった青年など、様々な立場の人々の様子が描かれている点が素晴らしく、誰もが食糧難に苦しみながら、終わりの見えない日々を懸命に生きているのがわかる。 そしてどんな立場の人でも支援する農場のおやじさんとハンナおばさんの慈悲深さに感動した。
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少女の新鮮な目線で豊かな農村生活が描かれる中に、戦争描写が当然のように入ってきて情緒が迷子。でも現実って、全ては同列で存在してるし、その複雑な有り様をそのまま描写した、構造的に深い作品だと思いました。 題名からしても、決して少女の楽しい思い出がメインではないんだろうと思います。子...
少女の新鮮な目線で豊かな農村生活が描かれる中に、戦争描写が当然のように入ってきて情緒が迷子。でも現実って、全ては同列で存在してるし、その複雑な有り様をそのまま描写した、構造的に深い作品だと思いました。 題名からしても、決して少女の楽しい思い出がメインではないんだろうと思います。子供の時と、大人の時で読んだ印象が大分変わる作品かも。 この物語の複雑な状況を象徴してるのが、自分では立って歩く事さえ出来ない、おねえちゃんであるような気がしました。愛しいけど、重荷になってしまう部分も確かにあって。ラスト近くのヤンナおばさんの涙。きっと物凄く複雑な心境だったのではないかと思います。 しかし、この年で読むと、今は大変な時期だから。と分け隔てなく他人を受け入れるおじさんとヤンナおばさんが格好良すぎる。かく有りたいものだと思いました。
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この物語の登場人物の中で、私が最も心を掴まれたのはヤンナおばさんでした。 戦時中という困難な状況下にありながらも、日々の暮らしのあれこれを滞りなく行い、寝たきりのおねえちゃんのお世話をし、クラップヘクを頼ってきた人を受け入れ、ユダヤ人一家を匿い… 私が同じ状況にいたとして、ここま...
この物語の登場人物の中で、私が最も心を掴まれたのはヤンナおばさんでした。 戦時中という困難な状況下にありながらも、日々の暮らしのあれこれを滞りなく行い、寝たきりのおねえちゃんのお世話をし、クラップヘクを頼ってきた人を受け入れ、ユダヤ人一家を匿い… 私が同じ状況にいたとして、ここまで真摯に人に応対できるだろうか、と考えさせられました。 私も、まずは私自身の毎日の中でのやるべきことを受けとめて生活をしよう、と思いました。
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