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17歳のための世界と日本の見方 セイゴオ先生の人間文化講義
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春秋社/春秋社 |
発売年月日 | 2006/12/25 |
JAN | 9784393332658 |
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17歳のための世界と日本の見方
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4.1
115件のお客様レビュー
教養の身につけ方、教養の程度を上げるための方法、ヒントがふんだんに盛り込まれた素晴らしい本。 神話、歴史、宗教、哲学、科学等、ありとあらゆる人間の知を繋ぎあわせて、人間と文化の関係を浮き彫りにする。 私もさらなる読書経験を積み、単なる知識を超えた、教養を身につけていければと思...
教養の身につけ方、教養の程度を上げるための方法、ヒントがふんだんに盛り込まれた素晴らしい本。 神話、歴史、宗教、哲学、科学等、ありとあらゆる人間の知を繋ぎあわせて、人間と文化の関係を浮き彫りにする。 私もさらなる読書経験を積み、単なる知識を超えた、教養を身につけていければと思う。
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NDC361.5 「ワクワクする世の中の秘密、教えます。世界の文化・宗教・思想をクロニクルにまとめ、日本とのつながりを明らかにする。流れるようにドンドン読める人間と文化の教科書!」 (『THE BOOKS GREEN 365人の本屋さんが中高生に心から推す「この一冊」ミシマ社編...
NDC361.5 「ワクワクする世の中の秘密、教えます。世界の文化・宗教・思想をクロニクルにまとめ、日本とのつながりを明らかにする。流れるようにドンドン読める人間と文化の教科書!」 (『THE BOOKS GREEN 365人の本屋さんが中高生に心から推す「この一冊」ミシマ社編 の紹介より) 目次 第1講 人間と文化の大事な関係(「関係」は変化しやすい;「編集」とは何か ほか) 第2講 物語のしくみ・宗教のしくみ(物語と言語;語り部の記憶 ほか) 第3講 キリスト教の神の謎(生と死の問題;イエス・キリストとは何か…謎・その1 ほか) 第4講 日本について考えてみよう(日本らしさとは何か―「コード」と「モード」;日本の神話に戻ってみる ほか) 第5講 ヨーロッパと日本をつなげる(「異教の知」―ルネサンスの幕開け;神秘のヘルメス思想 ほか) 著者等紹介 松岡正剛[マツオカセイゴウ] 1944年、京都生まれ。早稲田大学出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授をへて、編集工学研究所所長、ISIS編集学校校長。情報文化と情報技術をつなぐ研究開発に多数携わる。日本文化研究の第一人者でもある
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17歳向けの書籍であるが、自分の価値観を見直すという意味では、今の大人にこそ読んでもらいたい内容だ。 どういう経緯で今という世界が出来上がっているのかを知ることは本当に重要だと思う。 世界の分断は宗教の歴史でもある。 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教。 これらが入り混じって今の世...
17歳向けの書籍であるが、自分の価値観を見直すという意味では、今の大人にこそ読んでもらいたい内容だ。 どういう経緯で今という世界が出来上がっているのかを知ることは本当に重要だと思う。 世界の分断は宗教の歴史でもある。 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教。 これらが入り混じって今の世界をを形成しているのは間違いない。 ヨーロッパの歴史も本当に面白い。 一方で、アジア世界はどうか。 仏教はどういう経緯で中国経由で日本に伝えられてきたのか。 インド仏教と日本の仏教の考え方の違いと、日本独自に発展していく中での宗派ごとの特徴も。 そもそも「日本を知る」ということは、日本人として本当に重要だと思う。 日本という国がどういう経緯で形作られて、今に至っているのか。 というか、我々は自分自身の背景を知らな過ぎる。 私という存在は、生まれた時から私自身かもしれないが、実はその背後には今の社会を作ってきた歴史があるということなのだ。 社会の構造に留まらず、文化だったり、価値観だったりも含めてのことだ。 まず自分の背景にある価値観を知る。 そして他者の価値観も理解する。 これは特に自分以外の外国人に対しては、必要なことだと思う。 だからこそ、若い内にドンドンと旅をしなければいけない。 広く世界を見なければいけないのだ。 もちろん大人になっても、世界を学習する必要がある。 特に国際情勢は益々複雑化している。 それはなぜ起こっているのか。どういう背景で起きているのか。 歴史を学び続け、他者を理解しようとする姿勢が、世界を少しづつでも平和にしていくだろう。 本書冒頭で、著者が価値観の違いを認識するエピソードが出てくる。 この話は本当に示唆に富む。 盲目の著者の叔父が、デパートの前まで来た時に「風鈴の音が聞こえる」と言ったのだという。 当然周囲に風鈴なんてない。しかし、著者と一緒にデパートの5階に上がって、エレベータの扉が開いたら、目の前が風鈴フェアだった。 それで著者はものすごくビックリしたのだというエピソードだ。 こんな体験したら「目の見えない人たちには、一体何が見えているのだろうか?」が気になってしょうがないはずだ。 この叔父は、生まれた時から盲目の方で、人生の途中から目が見えなくなった訳ではないらしい。 だからこそ、我々が見ている世界とは全く異なる世界線がこの叔父の中には形作られている。 自分だけが見えている世界が全てではないと知ることはものすごく重要だ。 人それぞれに見える世界は違う。 その範囲も解像度も、そして色すらも異なるのだ。 自分だけの小さな価値観が全てだと留まってはいけない。 人々は「物事を見る力」を養わなければいけない。 一つの価値観が全てだと思うことこそ、危険なことはない。 常に新しい考え方を柔軟に取り入れて、価値観をアップデートしていく。 特にこれから変化の激しい時代において、この考え方はすごく重要だと思う。 大人こそ意識する必要があると感じるのだ。 (2024/1/21日)
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