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17歳のための世界と日本の見方 セイゴオ先生の人間文化講義
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 春秋社/春秋社 |
| 発売年月日 | 2006/12/25 |
| JAN | 9784393332658 |

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17歳のための世界と日本の見方
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商品レビュー
4.1
121件のお客様レビュー
人間と文化に関する深い洞察を提供するこの書籍は、17歳向けとされながらも、幅広い年齢層に新たな視点をもたらします。著者は、善と悪、虚と実などの二分法を超えた思考を促し、人と人、考えと考え、出来事との関係を見つめ直すことの重要性を説いています。特に「情報」と「編集」という概念は、私たちの日常生活や思考に密接に関わっており、すべての人が自らの見方を編集する役割を担っていることを示唆しています。これにより、物事の捉え方が変わり、より豊かな理解が得られるでしょう。難解に思える内容も、意外なほど分かりやすく、多くの人にとって新たな学びの扉を開く一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
最寄りの本屋で「単行本フェア」なるものが開催されており、「文庫化されていない名著!」と銘打って平置きで並べられていた。マニアックな本が並んでいて面白い。本書の帯に「足し算の”文明”、引き算の”文化”。」とあって、上手いこと言うなと思っていたら(尚、本文ではセイゴオ先生はそんなこと...
最寄りの本屋で「単行本フェア」なるものが開催されており、「文庫化されていない名著!」と銘打って平置きで並べられていた。マニアックな本が並んでいて面白い。本書の帯に「足し算の”文明”、引き算の”文化”。」とあって、上手いこと言うなと思っていたら(尚、本文ではセイゴオ先生はそんなこと言ってない)、松岡正剛の本だった。目次を見ると、古今東西の人間文化は如何に「編集」されてきたかを俯瞰するような内容で、元々は帝塚山学院大学の人間文化学部の講義をまとめたものだそうな。 松岡正剛の本は山ほど出版されているが、読む側にも知識を要求されるものが多いイメージがあり、学生向けの内容なのは有り難く感じた(これが間違いだった)。セイゴオ先生が亡くなって早二年。著書をちょっとづつ読んでいきたいと思っていたので購入。 本書の内容は、猿から進化した人間がどのように情報を受け取るようになったかにはじまり(ここからはじめるのか!)、自己の延長として「物語」という技術を成熟させて、都市の巨大化と共に宗教が進化して、東洋と西洋の違いや文化の交流と対立から現代に繋がる人間文化の多様性とその裏に孕む社会問題を語っている。主に宗教の話が中心となっている印象。松岡正剛から見た世界史はこんなにも面白いのかと、ページをめくる手が止まらない。尚、タイトルにある「17歳」は松岡正剛にとっての17歳であり、間に受けないほうが良いと思います。 これぞ知の巨人。まず知識の量に圧倒される。古今東西の重要人物が次から次に出てくるので、文化史の入門書としてこれ以上はないのではと思う。文化という広大な分野を俯瞰的に一冊で体験できることが既に凄い。めちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまった。 何より自分が「文化」に対して漠然としたイメージしか持っていなかったと気づかされた。セイゴオ先生の語る文化史は、常に変化していく時代を生きる人間そのものが詰まっていて、そのダイナミズムに圧倒される。特に第四講の日本文化の講義はセイゴオ先生も力が入っている。教科書で読む歴史とは違って、血の通った人間の葛藤に目から鱗の連続で、何だか古典も親しみを持って楽しめそうな気がしてくる。 社会がどのような世界観、宇宙観を共有したかが「文化」であり、科学全盛の現代でもフィクショナルな「物語」の力が求められるのは必要だからなのだ。社会を知るときには情報だけではなく、どのように編集されているかという文化的な背景が必要になってくる。同じジェスチャーでも国によって意味が異なるように、ニュースだけでは分からない。それぞれの文化が形成する世界観の中に入って見なければ分からない。それだけに文化はナマモノで、移り変わりが恐ろしくもあった。 はじめの方にセイゴオ先生の実体験も幾つか語られていて、印象に残るものがあった。日本でダンスがブームになりはじめた当時、歩道橋の上でダンスをしている人を見た。ダンスにも興味があったセイゴオ先生は、一目でこれは凄く上手い人だと思ったそうな。歩道橋を登りそのダンサーと7メートルくらいの距離になった時、その人はダンサーではなく身体障害者だったことに気づいた。全身を使って一歩づつ歩く姿が、遠目ではダンスの達人に見えたのだった。 この「7メートル」という距離について何度もセイゴオ先生は考えるらしい。7メートルの外から見るか、内から見るか、どちらも真実なのだ。問題には事欠かない昨今ではあるが、ニュースという情報を受け取る側の脳味噌が固くなってないだろうか。 現代ではインターネットとSNSの出現で、様々な文化的背景を持った情報が同一のタイムラインに並んでいる。ただ文化が並行して流れていくだけではなくて、インターネット内では独特の文化が構築されていて、使う人間がネット文化に合わせるようになっているように思う。それがミームとか呼ばれたりしているのだろう。 本書を読んだ後だと、とにかく人が集まると文化を作るのが人間の本能なのだと思える。ネット上でも、これから新しい文化が築かれていっているのだ。公家社会から武家社会に変わったとき、初めは貴族の真似事だったのが、「あはれ」から「あっぱれ」に変わったように、インターネットの文化が成熟するタイミングが来るのだろう。 編集の達人であるセイゴオ先生の広大な知識と柔軟な物の見方が読んでいて楽しい。人間文化の本質に迫るきっかけとなる素晴らしい本でした!問題山積みの今だからこそ広い視野を持ちたいものだ。
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人間文化学の講義の本。自分には難しいだろうとかまえていたのに、こんなに分かりやすいとは思わなかった。 印象に残ったのは、「情報」と「編集」という考え方。 自分が思っていたよりもずっと広い意味をもっていて、思い出すことや考えること、話すことも全部「編集」。インプットでさえ、編集...
人間文化学の講義の本。自分には難しいだろうとかまえていたのに、こんなに分かりやすいとは思わなかった。 印象に残ったのは、「情報」と「編集」という考え方。 自分が思っていたよりもずっと広い意味をもっていて、思い出すことや考えること、話すことも全部「編集」。インプットでさえ、編集の一部。 つまり、みんな編集者ということになる。 そう思うと、目に入るものの見え方が少し変わる。 これから本を読むときも、“どう編集するか”を意識したくなった。
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中学時代にお世話になった英語の先生の推薦書。 松岡正剛先生によって、日本と世界の成り立ちや現在起きている問題はそもそもどこが発端なのかなどが語られている本。私は自分が人より多少は多くのことを知っていると思っていたが、自分の無知を思い知らされる一冊となった。 特に、理系の道を進んで...
中学時代にお世話になった英語の先生の推薦書。 松岡正剛先生によって、日本と世界の成り立ちや現在起きている問題はそもそもどこが発端なのかなどが語られている本。私は自分が人より多少は多くのことを知っていると思っていたが、自分の無知を思い知らされる一冊となった。 特に、理系の道を進んできた私にとって、宗教編成史や世界史を編集工学という視点から見ている本作は非常に面白くあった。しかし、その内容を理解するには一回で読み切ることもできず、もう一度読み直す必要があると私は感じた。もう一度読み直す際は、さらに知識をつけたうえで話を読むようにしたい。
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