おおきなかぶ ロシア民話より 大人になっても忘れたくない いもとようこ世界の名作絵本9

いもとようこ

• 販売会社／発売会社: 金の星社
• 発売年月日: 2007/04/01
• JAN: 9784323036090

商品レビュー

2020/02/25

先日の園の発表会で4歳4ヶ月の息子のクラスが演じた言わずと知れた名作。
このいもとさん版では、大きなかぶを抜こうとするおじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ネズミにブタが加わっていて親子でびっくり。
「よいしょ！こらしょ！どっこいしょー！」のくり返しには自然と読みに力が入ってしまう。発表会の劇でもこの版でも、かぶのスープを作ってみんなで食べるというオチがホッとするなぁ。
いもとさんのふんわりしたタッチで描かれていた可愛らしいおばあさんに、坊主頭でおばあさんを演じていた息子の姿が思い出されてクスッとなった。

2018/04/15

5歳後半
あ、この『おおきなかぶ』、
思ってたのとちょっと違うなぁ。
というのが大人の感想。

有名なあの『おおきなかぶ』では、
ちっちゃーいネズミがやってきて、たったそれだけの力が増えただけなのに、スポーンと抜けた！
というのが印象的でありまして。
そのインパクトは、
子ども心に、読み終わってから、
なんでぬけた？と、何度も思ってみたり。

こちらのおおきなかぶでは、ネズミさん、きただけではかぶは易々とは抜けません。
みんなで！力を合わせて！
それで、ぬける。
そうか！
力を合わせるのが大事なのか！
…という、ごくごくありふれた教訓に落ち着いてしまうのはなんだか残念。

ネズミ個人の小さなパワー！
という衝撃がないのが、
もうひとつのおおきなかぶを知っていると
ちょっと物足りない感じです。。。

2017/07/22

昔ながらの絵本がなくて、こちらを借りてきたのだけど、絵がとっても可愛い。
いもとようこさんの他のシリーズも読んでみたくなるほど。

よいしょ、こらしょ、どっこいしょー！
の繰り返しに笑っていたけれど、前半の掛け声が出てこないページは興味がないよう。
1歳10ヶ月、まだ少し早かったかな。
でももう少し大きくなったら、また読みたいと思える本でした。