売れる仕掛けはこうしてつくる 成功企業のマーケティング

栗木契, 余田拓郎, 清水信年【編】

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞社/日本経済新聞社
• 発売年月日: 2006/12/05
• JAN: 9784532312985

商品レビュー

2013/11/22

全て上場企業の成功例。
中小企業のマーケティング戦略は一切なく、CMなどをうてる会社の話。

悪くはないが、参考にできる部分が少なかった。

【ワールドの徹底した在庫管理システム】
なんの生地で、なんの柄で、いつどのタイミングに売れたかを逐一本部が管理し、ロスを無くす。

企画ー生産ー販売システム

と、生産の後に販売システムが産まれ、都度都度システムを構築していく。

【お客様が社長】
会社のトップがお客様というシステム。
その次にえらいのが、お客様と親身なスタッフ

マネージャーはその補佐。
本部はマネージャーの補佐と、組織をひっくり返す。

お客様主義に立つために必要な情報を一番近い人物が指示をする。
いかにもそれが一番良いシステムだと思った。

2010/07/19

マーケティングは理論だけでは理解しにくいが、この本は実際に売れた商品を具体例として示し、理論を解りやすく解説している。誰でも読めて、かつ面白い本だった。

2009/08/14

(読んだ日 2009/08/12)

マーケティング
　顧客に最高の価値を提供するようにビジネスを方向づける

すべての業務をアウトソーシングしても最後に残るのはマーケティング

市場との対話
　顧客、競合、パートナー＝複合的
　ダイナミック＝状況がクリアになると共に自分も変わる

市場
　人々との関係
　逆説的

コンセプトがなければ売れない
コンセプトは練り上げるもの
　コンセプト＝戦略

本当に価値のあるものをいかに安く作るか

ターゲット＝顧客層
ポジショニング＝自社、他社の製品群の中でどのようなカテゴリーに位置付けるか
コンセプト＝成長の道筋

コンセプト
　顧客にどのような便益の束を提供するか

コンセプト→具体化→実現するための手段
　コンセプトは成長の道を示すもの
　コンセプトは何度も問い直されるもの

ニッチでの成功を基に、市場をこじ開ける

対象を明確にする
　年齢、職業、地域、性別

商品の価値を一目で伝える
　マーケンティングミックス
　プロモーション

成長の踊り場
　・従来のやり方の見直し
　・コストの削減

自社の定義
　われわれは何をする会社なのか→５年、１０年後の企業の姿に影響する

ブランドはメディア、伝えるための戦略

購買プロセス＝マーケティングの組み直しに有効
　行動レベル
　心理レベル　知覚→理解→確信→行動

精神、ストーリーを伝える
　ナイキは一般の人々にトレーニングに向かう気持ちを高めるストーリーを提供した

ロバストネス
　異なる市場にも対応できる融通性

衣服の展示会
　お客様に積極的に参加してもらう＝商品の良さを知ってもらう

先頭とレジャー施設
　企業のビジョン、戦略の違い

TSUTAYA
　発注代行サービス
　企画

製品ポートフォリオ分析
　経営資源の分配
　市場シェアと市場成長率