図説 人口で見る日本史 縄文時代から近未来社会まで
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図説 人口で見る日本史 縄文時代から近未来社会まで

鬼頭宏【著】

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図説 人口で見る日本史 縄文時代から近未来社会まで

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所/PHP研究所
発売年月日 2007/06/22
JAN 9784569692043

図説 人口で見る日本史

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商品レビュー

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2020/11/26

人口の動態から見えてくる社会のありようが面白い。白眉は江戸期の分析です。江戸の前・中期は人口停滞。理由は少子化と晩婚化。女性の初婚年齢は21.7歳と遅い。これらは豊かさを目指した結果であり、例えば、長州農民の所得水準は相当高くかなりの貯蓄があったと指摘します。学んできた、酷税や飢...

人口の動態から見えてくる社会のありようが面白い。白眉は江戸期の分析です。江戸の前・中期は人口停滞。理由は少子化と晩婚化。女性の初婚年齢は21.7歳と遅い。これらは豊かさを目指した結果であり、例えば、長州農民の所得水準は相当高くかなりの貯蓄があったと指摘します。学んできた、酷税や飢饉に悩み、間引きが横行した農村のイメージとは大いに異なります。また、江戸期を通じて江戸を除く大阪や城下町などの都市人口は減り続けます。これも農村の商工業の発展によるものだそう。新鮮。基礎となる数値の正確さを高め、より深い考察に期待したい学問です。

Posted by ブクログ

2016/10/08

図説といってもほとんどグラフなのだが、大きく載っているので読みやすい。 江戸時代の都市と農村の関係とか、死亡率と出生率の推移とか、因果関係を推測する「これぞ歴史の醍醐味!」って感じで面白かった。人口史は今後を考える上で必須だろうから、もうちょっといろいろ調べてみたいな。

Posted by ブクログ

2014/07/18

地域別の細かい人口推移が分析されている。最初に数値表があり、本文で人口増加、停滞、減少などの理由を説明。理由が晩婚化の場合は平均初婚年齢などが書いてある。よくここまで調査・推計できたなぁと思うことが多い。

Posted by ブクログ